企業文化

「自分たちの生きる場を自分たちでつくる」
1972年、「時代は工業生産から人々の創造力を源泉とした意識生産へと転換する」と捉えた6人の仲間から、類設計室は始まりました。意識生産では働く者の能力や活力、それ自身が生産の主人公。 そこで、設立当初から全社員が経営に参画できるように、経理・財務などの全情報を公開、社員株主制を導入し、全社員が経営者として組織を運営しています。
全員経営体制
全社経営会議・部門経営会議
大阪・東京・奈良・三重をつないで全社員が一堂に集まり、世界情勢、経済情勢、社会潮流、意識潮流から、具体的な組織課題・経営課題まで様々なテーマを追求します。
また、公開される経営データをもとに部門全員参加の会議も開催。経営戦略から技術課題まであらゆる角度から追求し、行動方針を導き出します。この場が経営者としての人材育成の場となっています。

社内ネット
問題提起や成功事例などを投稿するイントラネット。新入社員から社長まで全員が自由に閲覧・投稿できます。投稿数は毎日200超え。社内ネットは経営会議に並ぶ最高意思決定機関で、様々な事項が決定されていきます。会議で決めたことをその日から即実践して、成果や追求ポイントを社内ネットに報告し、追求を重ねています。
部門を超えた指摘や期待が飛び交うのも類設計室ならでは。社員の気づきや活力を生み、組織全体の圧力とスピードを高めています。

自主的な活動
事実追求の場
実現塾
小学生から大人までが集まり、現実課題を徹底追求します。大人たちの本気の追求空間が子どもたちの刺激に、大人顔負けの仮説や実感を発言する子どもたちの視点が大人たちの気づきにつながります。オンラインでも参加できます。
サロン
「社会の期待に応えるためにも、社会状況を掴みたい!」と有志たちが集まり、世界経済や歴史認識、生物史、環境について議論しています。

共同保育室
「母も子も安心できる、みんなの中で子育てをできる空間を作りたい」と2012年に3人の母親たちによって始まりました。
子連れで出社し、子どもの面倒を見ながら、課題を担ったり、悩み相談に乗ったり……と、全社員の安心基盤となっています。

援農
有志により、農園事業の支援活動を行っています。普段はオフィスで働く社員たちも、広大な自然の中で頭より先に体を動かすことで活力上昇に繋がり、人材育成の新たな機会となっています。

職住近接の暮らし
オフィスから徒歩20分圏内に居住する場合、家賃の半額を補助する社宅制度を設けています。これは30年以上続く制度で、通勤負担を減らし、社員のつながりを深める仕組みです。
社員は各自のライフスタイルに応じて、制度を活用しています。
