業務についてのご案内

1972年の創立から50年にわたり、官庁や教育施設、先端企業の設計から地域とのまちづくりまで、多くのプロジェクトを手掛けてまいりました。
私たちは、経営課題、事業課題から、お客様のありたい姿を共に追求し、確かな技術力とデザイン力、コンサルティング力で応える総合建築設計事務所です。

施設の企画から設計・監理、さらに、完成後の運用・投資課題など、あらゆる側面からお客様に同化し、生涯にわたるパートナーとして、ご支援いたします。

基本構想・事業企画

具体的な設計業務に入る前の、事業の構想や企画構築を支援します。類設計室は単なる与件整理や現況調査にとどまりません。クライアントの事業内容に迫り、建築企画とその背景にある事業構想の再構築にコミットしてゆきます。

建設事業構想
現状運用分析/先端潮流分析/組織内合意形成支援/事業企画/共同視察
現況調査
法令調査/インフラ調査/既存施設調査/敷地現況調査/環境調査/ リスク抽出/設備インフラ調査/事業費検証
基本構想・企画
施設与件の構築(規模設定、目標性能設定)/配置計画・ゾーニング/ 建設費検証/建設プロセス計画
マスタープランニング
土地利用計画/地区計画/まちづくり

事業を
推進する戦略

提案力でプロジェクトを
推進する

事業構想・企画提案

事業の本質と現況を見抜き、状況を切り拓く革新的な企画構想提案を打ち出すことで、プロジェクトを推進します。良医の見立てのごとく、見えない問題の根底はどこにあるのかを探り当て、解を導いてゆきます。 また類設計室は、多業種プレーヤーのネットワーク構築にも特徴があります。最適なプレーヤーを采配、ディレクションしながら、事業企画・構想に深みと専門性の高さを担保してゆきます。

想いを言葉にする

建設事業コンセプト立案

企画書、与条件、さまざまなところにクライアントの想いは溶け込んでいます。 これを言葉や具体的なイメージとして表すことで、建築の目的を定めます。 プロジェクトの旗頭となるこの事業コンセプトを明確に共有することで、 関係者が常に立ち返り、ブレの無い事業推進を図るための指標となります。

目線を合わせる/ともに創る

現況徹底調査/ワークショップによる目標設定

クライアントのイノベーションを実現するために、 類設計室はクライアントとの距離を縮めます。 そのためにまずクライアントに寄り添うため、状況を肌で感じることからはじめます。 ときには共同作業をします。 たとえば現場に入って「一日徹底調査」。 クライアントと一緒にまわる「先行事例視察」。 それはクライアントと類設計室が集い、 数人単位のグループで行うワークショップ「共創スタジオ」。 事業の理解と、顔の見える関係構築が、類設計室流プロジェクトの始め方。

設計・監理

クライアントや社会が抱える課題解決をめざすのが類設計室の建築設計です。プロジェクトを事業コンセプトの共有から始める理由が、そこにあります。さらに、高いコミュニケーション力で、プロジェクト・マネージメントを確かなものにしてゆきます。

基本設計/実施設計
意匠設計、環境設備設計、構造設計、ランドスケープ設計、コストマネジメント、BIM活用、ランドスケープ
都市計画/地域計画
マスタープラン作成
設計監理
工事監理
構造デザイン
木造、免振、制震、耐震診断補強、耐力度調査
発注支援
発注戦略の立案、施工者選定支援、各種契約締結支援
環境性能認証支援
ZEB認証、CASBEE認証、LEED、WELL認証 ※詳細はこちら
PM(プロジェクト・マネジメント)
事業体制構築、事業推進、ブランディング支援
CM(コンストラクション・マネジメント)
発注支援、コストマネジメント、補助金取得支援
PFI、PPP
可能性調査、アドバイザリー、事業提案

課題を
解決するデザイン

事業戦略としての
建築をつくる

課題解決志向の設計戦略

施設建設は事業戦略の一環です。 類設計室の設計姿勢は、定石にとらわれず、課題に素直に向き合うこと。 それがこれまでさまざまなイノベーションを生んできました。 さらに直近の課題から、社会的遠望まで幅広い視点に立つことで、 サスティナブルな提案に繋げます。

時代を拓く技術力

柔軟な組織による総力設計

課題を解決するデザインの背景には、今の時代と向き合い常に進化し続ける、類設計室の技術力があります。それは環境、教育、DX、防災など現在進行形の課題に向き合うことで更新し続けているこの技術力は、50年間の実績から長い期間をかけて培われた成果でもあり、高い品質に繋がっています。 また、意匠設計、環境設計、構造設計と、専門分化されている建築設計業務の領域間を柔軟かつ素早く横断することで、フットワークとコミュニケーション力の高さを活かすのが、類の設計プロセスです。

カタチに繋げる
マネージメント

PM/CM=設計の一体提案

建築設計はデザイン提案にとどまらず、 プロジェクトを統合するマネージメント業務でもあります。 一般的にPM(プロジェクト・マネージメント)、CM(コンストラクション・マネージメント)が独立業務としてありますが、類設計室ではこれを必須要件として設計プロセスに取り入れています。 そのためPM、CMがマネージメントにとどまることなく、 実施設計に帰着する一体提案に繋げます。 *プロジェクト規模に応じて、PM、CMを単独業務として受注することも可能。

ファシリティ・マネージメント

最適な施設管理(ファシリティ・マネージメント(FM))を実施してはじめて、建築は事業戦略の一環となり得ます。結果のフィードバックに時間がかかるFM・営繕だからこそより戦略的な計画が必要であり、事業理解を前提とする類設計室だからこそ可能な提案があります。

修繕計画/改修・リノベーション計画
改修・リノベーション設計監理
劣化調査
耐震診断・耐震改修設計
資産管理のロードマップ作成
BCP対策のサポート、設備更新計画の助言・サポート
保存活用、建物再生設計

次世代を見据える
マネージメント

100年建築を見据える

ロングライフ最適化デザイン

建築の寿命と更新の最適化を図ります。 寿命の長い躯体と短い設備を切り分けて、更新頻度を最適化。 その材料や機器の更新年次を一致させ、更新方法を設計することで、 合理的な更新計画を実現します。

施設管理を戦略化する

ロードマップに基づく資産管理

事業構想からファシリティ・マネージメントまでを共有することで、 施設管理の戦略化が可能です。建設、改修、建替、再編など、 建築資産のマネージメントをロードマップ化しながら、 事業に最適化した資産管理を進めます。 事業理解を前提とする類設計室のFMです。