弊社の設計事業部統括ディレクターが教育晴隆塾にパネリストとして登壇
2023年11月にこれからの教育について考える教育晴隆塾の勉強会が開催され、パネリストとして弊社の設計事業部統括ディレクター・喜田育樹が登壇いたしました。
教育晴隆塾は、京都市教育委員会の初田幸隆先生が発足された私塾で、教育に携わる多様な方々とともに、これからの教育について考え、論じ合い、志を高めあうことを目的としています。今年発足したばかりですが、既に100名以上を超える塾生が集まり、熱い議論がなされています。
今回のパネルディスカッションのテーマは「今、子どもたちに何を!」という、とても大きなテーマかつ多様な切り口がある問いでした。パネルディスカッションでは、喜田のほか、宇治福祉園の海老原様、京都大学の柘植様、向島藤の木小の廣橋様からそれぞれの実践や知見、志をお聞かせいただき、中身の濃い議論になりました。

喜田からは何故、弊社が教育事業部で展開している全日制ビジョンスクールである類学舎を立ち上げたのか、これからどのような教育を実現したいのかについて話をさせていただきました。弊社の教育事業部は、小中学生の教育塾を長年経営するなかで、子どもたちの意欲・活力の衰弱を目の当たりにしました。その背景は様々ですが、受験勉強に子どもたちを閉じ込める弊害は決して見逃せるものではありません。子どもたちの意欲・活力を再生するために、元々持っている子どもたちの好奇心を、そのまま探求力へとつなげ、学ぶことの面白さ、未知に向かう力、仲間への感謝の気持ちを育てる類学舎の取り組みを話しました。
その後の懇親会では、たくさんの方々から共感と質問を頂戴し、立場は違えども見ている世界、大切にすべき価値、向かうべき方向は皆さんと同じであると確信しました。これからも、公教育×類学舎で双方に力を出し合い、次代を担う活き活きとした子どもたちを育てていきたいと思います。