葛西小学校・葛西中学校は、尋常小学校・高等小学校の時代から地域とともに歩んできた長い歴史があり、区の教育の先駆けとなってきた。今回、その両校が区で初めての「施設併設型小中学校」となり新たな歴史をスタートさせる。小中学校が併設する利点を活かし、クラスや学年の枠を越えて多彩な人間関係を育む関係力と、遊びや学びを通じて自ら考える力を育む学校づくりを目標とした。小中連携の核として、小中の子どもたち両方が利用できる「図書室」を学校の中心に計画。天然木を使った壁材と、光庭をつうじてさしこむ柔らかな光と風が子どもたちを優しくつつみこむように設計している。この図書館を中心に、南側に校舎棟、北側に体育館棟がつながる構成とした。4階建ての校舎棟は、普通教室を南側、特別教室を北側に配置し、光庭をはさんで2 本のストリート(廊下)をもつ、回遊式のプランを特徴としている。
- 名称
- 江戸川区立葛西小学校・葛西中学校
- 建築主
- 江戸川区
- 所在地
- 東京都江戸川区
- 主用途
- 中学校、小学校
- 竣工
- 2020年04月
- 延床面積
- 16,775.68㎡
- 構造
- RC造、一部:S造
- 階数
- 地上4階
- 写真撮影
- 株式会社プライズ山崎浩治
- 認証
- 年
- 掲載メディア
- 近代建築2020年07月号