鳥栖駅東口ヤード跡地の活用策として「スポーツ・イベント交流拠点の形成」が採択され、区画整理と一体となった事業として計画された施設。プロサッカーの公式競技の開催を中心に様々なイベントに対応できる施設とし、鳥栖フュチャーズ(現サガン鳥栖)のホームグランドとしても利用されている。デザインは「現代の祝祭空間」をテーマに、銅剣をモチーフとして採用し、スポーツの擬似闘争性と祝祭の儀式を象徴した。構造は、スタンドの上部を構造評定・防災評定を受けた鉄骨造とし、ローコスト化を実現した。
- 名称
- 鳥栖多目的スタジアム
- 建築主
- 鳥栖市
- 所在地
- 佐賀県鳥栖市
- 竣工
- 1996年05月
- 延床面積
- 10,710.00㎡
- 構造
- S造・RC造
- 階数
- 地上3階
- 写真撮影
- 認証
- 年
- 掲載メディア
- 日経アーキテクチュア1996年01月01日号、近代建築2017年10月号 類設計室創立45周年記念号