2019年11月22日

「世田谷区立若林小学校/世田谷区立世田谷保育園」が竣工 新校舎落成式典が開催されました

弊社が設計・監理を担当した、「世田谷区立若林小学校/世田谷区立世田谷保育園」が竣工を迎え、新校舎落成式典が開催されました。

明治4年開校の太子堂郷学所を端緒とし、148年の歴史を持つ「世田谷区立若林小学校」。
世田谷地域の子育て支援の拠点保育園として整備された「世田谷区立世田谷保育園」。
0歳から12歳までの子供たちが通う期待の高まる施設です。

設計では、地域の方々とも対話を重ね、保小連携の在り方、子育て、教育を通した地域住民の交流と活動の拠点づくりを目指しました。その一つの結実が、敷地の中央を縦断する「松蔭(まつかげ)ストリート」です。

松蔭ストリートは、人々が往来しながら自然に学校や保育園と関わっていく多世代の交流装置でもあります。学校は、今も昔も地域の拠り所です。学びの場はもちろん、地域の活動、避難所機能など、多くの時間を過ごす子供たちの活動を柔軟に受け止める安全な施設づくりを目指しました。ストリートに面するファサードデザインは、界隈性を創出する街並みを意図しています。

時代を重ねて親しまれる学校の新たな歴史が始まります。本校に通う子供たちの健やかな成長を心より祈願いたします。

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