2018年5月29日

味の素株式会社「クライアント・イノベーション・センター」6月1日開設

味の素株式会社「クライアント・イノベーション・センター」6月1日開設

弊社が設計監理を担当した、味の素株式会社のオープン&リンクイノベーションの推進拠点「クライアント・イノベーション・センター」が6月1日に開設されます。

新しい価値の創造は、さまざまな人・技術・知恵が出会い、刺激され、響き合うことで生まれます。それに相応しい空間を、クライアント・協働者と共に追求し続けてまいりました。

クライアントのさまざまな技術が展示される「テクノロジースペース」は隣の庭と繋がり、太陽、緑、時間や季節の変化といった「自然・生命の源」を感じる空間に。有機的なカーブを描く壁、内部を優しく包む屋根・天井は、人々を柔らかく迎え入れるデザインに。そして「神経細胞」を想起させる形態は、闊達自在なやりとりとインスピレーションから、新たな結合を次々と生成する、オープン&リンクイノベーションの象徴としてデザインしました。

本拠点から社会課題解決に繋がる新価値・新事業が共創されることを、類設計室一同、心より祈念しております。

●味の素グループホームページ(2018年5月28付プレスリリース)より引用(一部抜粋)

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~当社初のオープン&リンクイノベーションの推進拠点~
クライアント・イノベーション・センター、6月1日開設
最新のICT技術を導入し、ビジネスパートナーと新価値・新事業を共創
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味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、2018年6月1日に当社初のオープン&リンクイノベーション推進拠点となる「クライアント・イノベーション・センター」(以下、「CIC」)を当社川崎事業所(神奈川県川崎市)内に開設します。最新のICT技術を活用し、ビジネスパートナーと新価値・新事業を共創することにより、「健康なこころとからだ」「食資源」「地球持続性」における社会課題解決への貢献を目指します。
(中略)
今回開設するCICでは社会課題解決への貢献につながる当社グループの食品・アミノサイエンス事業全領域の内、14のカテゴリーの37の代表的な技術をご紹介する<テクノロジースペース>や、最先端のICT技術を導入した<デジタルアイディエーションスペース>を設け、新価値・新事業の共創に向けて議論を深めることにより、実現可能な研究テーマの継続的な創出を目指します。また、講演会やポスターセッションの開催が可能な<コンベンションホール>を併設し、最先端の研究内容を社内外と共有するとともに交流推進を図ります。味の素グループは、当社の創業以来一貫した、事業を通じて社会価値と経済価値を創造する取り組みを進め、先端バイオ・ファイン技術が先導する、確かなグローバル・スペシャリティ食品企業グループを目指します。
(後略)

【施設概要】
施 設 名:クライアント・イノベーション・センター
所 在 地:神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号
構造・規模 :鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上2階
建築面積 :1,244.60㎡
延べ面積 :1,211.72㎡
発 注 者:味の素株式会社
C  M  r :味の素エンジニアリング株式会社
設計監理 :株式会社類設計室
     :株式会社乃村工藝社(展示空間内装・コンテンツ)
施  工 :戸田建設株式会社 横浜支店

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