2017年10月27日
海外から類農園視察!台湾の視察団を受け入れました
台湾の高雄市にある「中衛発展センター」の視察団23人が9月25、26日、類農園を訪れました。
このセンターは、日本の経済産業省にあたる中華民国経済部が設立した非営利財団法人。政府や地方公共団体に協力し、農工商業の産業顧問としてコンサルティングを行っています。
台湾では近年、日本同様に農業就労者の高齢化と後継者不足が問題となっており、同市は農業のイメージ向上を図りながら、若者の就農支援を行っています。今回の視察は、日本の6次産業化の取り組みを活動に生かすことが目的で、日本の新聞や雑誌、ホームページなどを参考に、類農園を選出しました。
視察は三重農場と直売所彩都店で行われ、就農者育成やインターン研修といった人材育成から農家の組織化、自社直売所の仕組み、競合との差別化戦略まで、類農園ならでは強みを踏まえて紹介しました。視察団からは実践を視野に入れた質問が相次ぎ、なかでも安全性の確認や品質管理の応答では、農家との「信頼関係」が成立する日本と成立しない台湾との文化の差が明確になる一幕も。弊社にとっても、人材育成を通じた事業や交流、輸出入など、新たな可能性に目を向ける機会になりました。(農園広報 三輪歩未)