2017年9月26日

関大堺キャンパスで空調見学会

箕面市教育委員会が9月13日、弊社が空調改修を手がけた「関西大学堺キャンパス」アリーナを見学しました。

同市は市の人口増加を踏まえ、自然災害時の避難所対策として市内の小・中学校の体育館に空調の導入を計画。エアー搬送ファンのメーカー・三菱電機に、既存の大型施設で比較的簡易に整備できる事例を体感したいという相談があり、同アリーナが紹介されました。

このアリーナは、ファンの配置や風速、噴き出し角度などを徹底的にシミュレーションすることで理想的な気流を生み、快適性や経済性を実現しています。当日は三菱電機や弊社社員も同行し、外気温度30℃・湿度50%という気候の中、冷え過ぎず静かで柔らかな気流が生み出されていることが確認できました。避難所には暖房の機能も重要になるため、市からは暖房運転の結果も知りたいという要望があり、測定後の情報提供を約束しました。

今後も、建物運用の変化に適応し、長期にわたって活用できる設計提案に取り組んでまいります。
弊社の活動に関するお問い合わせは こちら までお寄せください。(東京構造房 沖田栄里)

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