2024年8月21日

【類設計室】「TEDxKyotoUniversity」に協賛し、京都大学で教育をテーマにしたワークショップを開催しました

株式会社類設計室は、TEDのライセンスを取得した京都大学の学生団体「TEDxKyotoUniversity」のイベントにメインパートナーとして協賛し、京都大学でのワークショップを2024年7月7日(日)に開催しました。

この日は10名の類塾生・類学舎生と、多くの京大生や教授などの大人を交えて、これからの社会について考え、どんな教育をつくっていきたいかを議論しました。総勢60名を超えるワークショップに、立ち見の見学ができるほど大盛況のイベントとなりました。またワークショップの前後では、類塾を卒塾した現役京大生(兼TEDx運営メンバー)によるキャンパス案内や、登壇者のスピーチ、大学生・教授たちとの交流会にも参加し、最後まで熱の冷めないイベントとなりました。

TEDとTEDxKyotoUniversityについて

TED(Technology、 Education、 Designの頭文字)は「価値あるアイデアを広く共有する」ことを目的とした非営利団体です。毎年開催されるTEDカンファレンスでは、幅広い分野の先駆者が講演を行い、刺激的で革新的なアイデアを世界中に発信しています。

TEDxは、TED同様のイベントを世界中の地域コミュニティーで開催することのできるイベントプログラムで、世界150ヵ国以上で有志が組織委員会を発足し、TEDの精神に則ってイベントを企画・運営しています。「x」には、独立しているという意味が込められ、TEDの正式なライセンスを取得しながらも、人選や運営などにTEDは関与せず、独自に行います。

京都大学はアジアで最も多くのノーベル賞を受賞している権威ある研究機関であり、同時に「変」や「面白い」に価値を見出し育む文化がある、アイデア溢れる大学として知られています。TEDxではさまざまな分野の垣根を超えて多様なバックグラウンドの人々が集まります。そこに集う人々が斬新で刺激的なアイデアに触れ、新たな世界の見方や視座を得て未来に対する想像力を掻き立てることをTEDxKyotoUniversityは目指しています。

(参照リンク)https://www.tedxkyotouniversity.com/

類設計室がTEDxKyotoUniversityに協賛した背景

会場である京都大学では、「時計台記念館周辺環境整備(2011)」の他、「吉田南総合館北棟(2004)」、「工学部総合校舎(2000)」の設計に、類設計室が携わっております。教育事業部においても多くの合格者を輩出し、類塾を卒塾した学生から今回の協賛のお話をいただくなど、現在も深い縁を感じられる大学です。

教育事業部では、半世紀にわたり「子どもたちの生きる力を育む」という理念を掲げ、その時代の社会や人々に向き合い、期待に応える教育を行ってきました。若者の未来には、複雑化した未知の課題が次々と現れてくるはずで、その課題を解決するために一番必要とされるものは、ひたすら熱くなれる気持ちと深い思考力です。

TEDxKyotoUniversityのような、若い学生たちが自主性を発揮し、未来を切り開くアイデアを共有するために実現した今回のイベントは、さらに若い生徒たちにとっても重要な場であると考え、今回協賛させていただきました。

TEDxのイベントに参加した類塾生・類学舎生の感想

「6人の方々のプレゼンはすごくためになり、またアフターパーティーでは理系の京大生と話すこともできてとても満足です!」(中3女子)

「京大志望なので、京大の雰囲気を知ったり、直接お話を聞いたりできたのがめっちゃ良かったのと、スピーカーさんの話も面白くて、楽しかった!」(高1男子)

「スピーカーの話を聞いている中で、人それぞれ生まれてくる環境や出会う人が違えど、結局はなんのために何をするのかが大事だということが改めてわかりました。」(高3男子)

 

今後も教育事業部では、未来を生きる生徒の学びになるよう、進路選びのヒントや世界観を広げられるイベントを企画していく予定です。どうぞご期待ください。