2024年6月10日
「大阪歯科大学 楠葉西学舎(看護学部)」が竣工しました
弊社が設計・監理を行いました「大阪歯科大学 楠葉西学舎(看護学部)」が京阪本線樟葉駅近傍に竣工しました。
本計画は、多様化する社会の期待に応えるべく、100年以上の伝統を誇る歯学部、医療保健学部に加え、看護学部の新設による医療系総合大学への未来を切り開く新しいキャンパスです。
外観は伝統的なタイルデザインを継承しながら、既存学舎と緑で一体的に繋がる開放的なファサードとしています。
水平基調の庇や格子となるフィンは精度の高いBIMモデルで形状を検証し、環境配慮とともに京阪本線に沿う伸びやかで品格あるデザインを実現しました。
地域連携・実践研究センターは「地域とのつながりを育むキャンパス」を体現する場として、地域住民や学生、医療従事者、教職員が相互に学び交流できる空間を実現しました。
【施設概要】
(1)施設名 :大阪歯科大学 楠葉西学舎(看護学部)
(2)所在地 :大阪府枚方市楠葉花園町11-8
(3)構造規模:S造、地上5階
(4)延床面積:10,163.42㎡
(5)竣工年月:2024年2月
【施設の様子】
(1)樟葉駅に続く沿道から見た外観
既存の歯学部学舎と緑で一体的に繋ぎ、新たな景観を形成

(2)エントランスホール
看護学部にふさわしい清潔感ある白を基調に天然木を使用した品格あるエントランス

(3)Rstaurant&Café パンダ(ダイニングホール・学生食堂)
緑豊かな中庭に面した学生食堂

(4)カフェ
学生同士や教員、地域住民の交流を促すカフェ

(5)地域連携・実践研究センター、地域交流サロン
地域住民が気軽に教員に健康相談できる交流スペース

(6)看護学実習室
病室の再現性が高い、明るく開放的な看護学実習室
