2022年10月01日

川西市中学校給食センターが竣工しました

本施設は食文化の継承を目指し、地域の食材を利用した給食を市内の中学校に提供するため、民間事業者の技術やノウハウを活かして行われるPFI事業です。
調理室としての役割だけではなく、調理室を一望でき料理教室なども開催できる「多目的室」や、地域の子育て世代が集まれる「給食ギャラリー」を設け、「食育活動の拠点」となるように設計しました。
給食ギャラリーには自然素材である「リノリウム」を床材として使用し、子育て世代の方々や子どもたちが安心して過ごせるような空間としています。
また、川西市は全国に先駆けて「給食の完全米飯化」を行うなど、食育活動に力を入れている自治体です。そのため、給食センターに併設して、芝生広場を設けることで、地域の食育イベントなども開催することができます。
本給食センターが食育活動の場となり、人々のつながり深めていく場となることを願っています。

【施設概要】

(1)施設名 :川西市中学校給食センター
(2)所在地 :兵庫県川西市久代3丁目1番18号
(3)構造  :鉄骨造 2階建て
(4)延床面積:2,501.82㎡
(5)開設日 :令和4年9月1日

【施設の様子】

(1)緑豊かな食育テラス
市民に開かれた緑豊かなテラス。食育イベントも開催でき、外構も川西市の魅力を発信する「食育活動の拠点」となる。

(2)食育活動の拠点となる給食ギャラリー
給食の魅力を発信するギャラリー。床材は自然素材の「リノリウム」を採用し、子どもたちが安心して過ごせる空間。

(3)給食エリアを一望できる多目的室
会議や調理実習も行うことができる実習室。
調理室を一望できる窓を設け、臨場感あふれる見学スペース。

(4)蒸気回転釜が並ぶ煮炊き調理室
煮物や汁物などボイル調理を行う。子どもたちのために過酷な環境で働く職員の方々が快適に過ごせるよう空調設備にも配慮した。

(5)毎日おいしいご飯を提供する炊飯室
「おいしいごはん」の週5日提供を実現するために、独自の連続式炊飯設備を採用。食文化の継承をすべく和食中心の献立には欠かせない空間。

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