子どもたちと企業をつなぐ、“ひとづくりの輪”
世界的ポンプメーカーの酉島製作所と、『 類学舎 』の子どもたちが相互に見学し、探求する交流会が開かれた。
これからの時代、“ひとづくり”を考えるうえで不可欠なのは、子どもたちと企業が、仕事を通じて成長し合うこと。
酉島製作所との対談を通じて、子どもと企業のこれからのつながりについて議論した。

「社員の “ 一体感 ” を生み出し、活力を最大化」するため、類設計室と酉島製作所は、新本社工場ビルの基本構想や設計・監理にとどまらず、働き方改革やブランディングについても二社一体となってプロジェクトを進めてきた。
2021年4月に新本社工場ビルが完成した後も、組織づくりの課題として、自ら未知課題の答えを探しにいける快活な人材との出会いや育成について、ともに追求し続けている。
その中で、類設計室の取り組みとしてご紹介したのが、教育事業部である類塾が展開する、半分探求・半分仕事の『類学舎』。「全ての能力は現実圧力の中で形成される。だからこそ教育の中に現実の仕事を取り入れることが不可欠」という理念のもと2018年に開学した全日制の学び舎だ。(季刊誌『本源追求 vol.2』参照)
この類学舎の理念と酉島製作所の「活力ある人材を育てたい」という想いがリンクし、今回の人材交流会につながった。交流会では、類学舎生がより社会を掴む機会になったことはもちろん、彼らの柔軟な発想力・豊かな感性に触れ、酉島製作所の社員たちにとって大きな刺激となった。
今こうして、学歴・成績にこだわらず、「社会を変えたい」という想いを持った、活力あふれる子どもたちが企業に注目されている。彼らが若くして社会で活躍する時代は、もうすぐそこまで来ている。
Projects | 類設計室による空間づくり
コンセプトは、“ボーダーレス”。
あらゆる壁を取り払い、活力を生みだす
オフィスと工場が一体となった、酉島製作所の「新本社工場ビル」。“ボーダーレス・プレイス”をコンセプトに、工場と本社、部署と部署、社内と社外など、あらゆる壁を取り払った。人と人との関わり合いが自然に生まれることで、社員の活力と組織の一体感が高まり、新たな価値を創造する場をつくった。

人材交流会 | 類設計室による空間づくり


類学舎生と社会人の本気の追求。どの企業も求める探求心と一体感。
酉島製作所より羽牟専務、平田HR部長、類設計室より設計事業部 企画部 橋本、本社人材課 山根の対談をご紹介します。