2022年4月11日

ふれあいグループが運営する学校法人湘南ふれあい学園湘南医療大学が竣工しました

2015年4月に開学した学校法人湘南ふれあい学園湘南医療大学。湘南を中心に活躍する医療・福祉・教育のふれあいグループが運営する医療系大学に新たな学部校舎が竣工しました。

湘南医療大学薬学部は、17のグループ病院が強力にサポートし、臨床に強い薬剤師の養成が可能です。
上品濃地区は、JR東戸塚駅を中心に、地元事業者と地域が一体となって民間主導でまちづくりを行ってきた地域。類設計室は、20年以上にわたりまちづくり協議会やコンサルと一体となって地区計画の変更を実現、その後の各施設の設計監理を一身に担ってきました。まちのコンセプトは「人と自然」「人と人」の絆の再生。自然とふれあいながら、多世代が生涯安心して暮らせるまち。
薬学部校舎は、土地の高低差を活かした計画で、一番の特徴は、3階から上にあるオープンラボ。計7つの実験研究室があり、教授室、学生室が大部屋の実験室と隣接一体となった構成。共用できるものは互いに利用時間を調整して稼働率を上げ、実験室、実験機器を効率よく利用する先進的な実験研究エリアが完成しました。
外観は、湘南医療大学の統一的なデザインとしつつ、ファサードは薬学部特有のデザインとしました。内装も、木調を中心とした温かみのあるデザイン。オープンラボは機能重視のデザインとして全体を融合させました。

【施設概要】
(1)施設名 :湘南医療大学薬学部校舎
(2)所在地 :神奈川県横浜市戸塚区上品濃16-48
(3)構造  :鉄筋コンクリート造 地上8階 地下1階
(4)建築面積:2,497.34㎡
(5)開設日 :令和3年9月

【施設の様子】
(1)オープンラボ
先進的な実験研究エリア機能重視のデザイン

(2) 1階薬学部図書館
木調を中心とした温かみのあるデザイン

(3) 1階学生ホール
湘南医療大学の統一的なデザインを活用した学生の憩いの場となるホール

(4) 鳥瞰
住宅・病院・福祉施設、更に大学まで一貫したまちづくりを実現

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