2021年7月10日

「近代建築7月号」に「東京都立花畑学園」が掲載されました

近代建築2021年7月号に、弊社が設計・監理を担当した「東京都立花畑学園」が掲載されました。

東京都立花畑学園は旧城北特別支援学校(肢体不自由校)と旧南花畑特別支援学校(知的障害校)の2校を統合した知肢併置校です。

本学校は「知肢併置校としての一体感」「児童・生徒と職員の一体感」「自然環境との一体感」「地域との一体感」の4つを軸に、「“一体感”を生みだす学校づくり」をコンセプトに計画しました。学校はこどもの生活の場なので、内外観ともひとつの“まち”に見立てたデザインを目指しました。普通教室は“いえ”、特別教室は“みせ”、共用室は大勢が集まる“ひろば”をイメージしています。廊下はそれぞれの空間での活動内容が良く見え、児童・生徒と職員の一体感が感じられ、居心地の良い関係を育む計画としました。

施設の様子
(1)普通教室
学びと生活機能が一体となった“いえ”

(2)理科室(特別教室)
展示棚を設けた“みせ”

(3)体育館(共用部)
“ひろば”をイメージしたデザイン

(4)メディア展示ホール
多彩な教室やエントランスと連続する空間

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