「近代建築7月号」に「東京都立東村山高等学校」が掲載されました
「近代建築7月号」に「東京都立東村山高等学校」が掲載されました
東村山高校は、東京都が推進する、中学校で充分に力を発揮させられなかった生徒の学び直しを目的とした「エンカレッジスクール」です。
生徒たちの活力を再生させるには仲間と学ぶ楽しさを実感することが大切だと考えました。この学校でより深い「本源的な」仲間関係を再生させること。そのために安心できる仲間との「居場所」をつくりました。それが外観でも印象的な、片廊下から片持ちで飛び出したアルコーブスペースです。教室の外にさまざまな人が集いおしゃべりできる、生徒たちの「居場所」となっています。
また、進路資料閲覧室の前には、卒業生の活動紹介を常時掲示するスペースを設けました。地域や社会とのつながりを感じながら、将来を考えるきっかけとなる計画としています。
施設の様子
(1)語らいの庭
仲間と語り合える自然豊かな庭
(2)アルコーブスペース
人が集まり、仲間とおしゃべりできる「居場所」
(3)音楽室
響きの良い勾配天井で広々とした空間