2021年7月10日

「近代建築7月号」に「京都橘大学アカデミックリンクス」が掲載されました

近代建築2021年7月号に、弊社が設計・監理を担当した「京都橘大学アカデミックリンクス」が掲載されました。

京都橘学園は存在感のある先進的な総合学園となるため、Master Plan 2022において「京都の総合大学として新たなステージの課題に挑戦し、大学を中軸に存在感のある総合学園になること」と「教学理念に基づく質の高い教育保育事業を展開し、教育保育で評価される学園となること」を目指しています。そのために、分散する管理事務機能を一元化し、学生サービスのワンストップ化を図る新施設が本施設「アカデミックリンクス」です。

本施設は大学の正門に位置し、エレベーター、エスカレーター、渡り廊下で既存校舎群をつなぐことからキャンパスの大動脈となっています。コモンズやラボ教職員オフィスを吹き抜けの大空間で一体的につなぎ、学生や教職員、学部といった立場・分野を超えた「つながり」と「実践」を生み出す場としました。学生のメインの動線に、偶発的な出会いと自主的な学びを生み出す、多様なコモンズを配置することで、学生の活力をキャンパス全体に波及させる計画です。

施設の様子
(1)吹き抜け
各階のコモンズから視線が交差する空間

(2)コモンズ1
京都の木を天井にした開放的なコモンズ

(3)コモンズ2
さまざまな人が自主的に集まれるコモンズ

(4)コモンズ3
IoTを駆使し創作に特化したイノベーションラボ

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