2021年6月16日
「近代建築6月号」に「グローバルビレッジ箕面船場」が掲載されました
近代建築2021年6月号に、弊社が設計・監理を担当した「グローバルビレッジ箕面船場」が掲載されました。
大阪大学は1931年の創設以来、適塾の市民精神を受け継ぎつつ、自由闊達な市民社会とのつながりを大切にし、「社会の中の大学、社会のための大学」の精神を脈々と育んできた。
グローバルビレッジは、日本人学生、留学生が同じ場所で生活し、活発なコミュニケーションを可能とする国際的生活環境を実現し、地域との交流を通じた人と人との新たなインタラクションを生み出すなかで、大阪大学のモットーとする「地域に生き世界に伸びる」人材の育成を目指すものである。
建築計画は、対話や交流を促すことを重視し、エントランスに面する1階の「交流ラウンジ」と校舎棟につながる「芝生広場」が一体空間になる配置とした。壁一面をフルオープンにできる外壁サッシとすることで校舎、学寮、広場が一体利用でき、地域の方を招いたイベント空間としても利用しやすい計画としている。また、各フロアにはグループでの学習や研究ができる「スタディールーム」、談話や食事を楽しめる「ミニ交流スペース」を設け、日常的な出会い、交流を促す多様な場を散りばめた計画としている。
【施設概要】
(1)施設名 :グローバルビレッジ箕面船場
(2)所在地 :大阪府箕面市船場東3丁目5-20
(3)構造 :鉄筋コンクリート造 地上12階
(4)建築面積:1,034.93㎡
(5)開設日 :2021年4月
【施設の様子】
(1)学寮エントランス
夜間も明るく迎え入れる学寮エントランス
(2) 交流ラウンジ
広場との一体利用が可能な交流ラウンジ
(3) スタディルーム
学生が協働して学ぶスタディルーム
(3) ミニ交流スペース
学生同士が交流を深めるミニ交流スペース