2021年1月31日
「近代建築1月号」に「高槻中学校・高等学校」が掲載されました
弊社が設計を担当した「高槻中学校・高等学校」が2020年3月に竣工し、「近代建築1月号」に掲載されました。
掲載雑誌もぜひご覧ください。
(以下、記事より抜粋)
■コンセプトは「志を育む空間」
大阪私学の名門である高槻中高は、次世代のグローバルリーダーの育成をスクールミッションとして、自ら課題発掘とその研究、発表の繰り返しを行う「探究型学習」に力を入れている。そのような教育を行う場として重要となるのが、世界の役に立つ人間であろうとする「高い志」で、その内発的動機こそが学習意欲となり、学ぶ力も人間力も育むと考えた。その「志を育む空間」をどのように創るかを追求した結果、志を育むためには、多くの人との出会い、語り合いのなかで、対象世界を広げ、社会につながる課題をめぐる学びあいが重要になると考えた。そこで、友人、先輩、先生と互いに刺激しあい、見る、見せる、発表する場面を後押しする計画を追求した。
【施設概要】
(1)施設名 :学校法人大阪医科薬科大学 高槻中学校・高等学校
(2)所在地 :大阪府高槻市沢良木町2-5
(3)構造 :RC造一部S造、地上4階
(4)建築面積:11,261.51㎡
(5)開設日 :2020年4月
【施設の様子】
(1)中庭
枝垂桜をシンボルとした中庭には図書室とコナコピアホール(講堂)が面しています。
(2) 図書室
「アカデミックフォレスト=学びの森」をコンセプトにした2層吹抜けの本の壁に囲まれた図書室
(3)コナコピアホール
キャンパスの中心の発表の場であり、求心性の高い円形のコナコピアホール(講堂)