人と人がつながるスポーツクラブ「ジョイフルアスレティッククラブ土浦」が竣工
ジョイフルアスレティッククラブ土浦が竣工しました。
30年以上の実績と0~91歳に及ぶ約7000人の地域住民を会員に持つ旧施設は、地域コミュニティに深く入りこんだ経営を実践していました。今回の建て替えでは、旧施設で培われた地域密着型・大型スポーツクラブという特性を、現代の意識潮流に相乗させ「人と人がつながるクラブ」としています。
計画初期に業界史を分析し「これからのスポーツクラブの在り方」を追求。プロ選手育成をも目標とし高級感溢れる旧施設から、多様な世代の交流・居場所づくりへ舵を切り、ジム・スタジオ・アリーナに加え、ラウンジ・ギャラリー機能を中央に据えるなど、運動だけでなく、文化系プログラムや大型イベントが開催でき、交流や温浴を楽しめる施設に生まれ変わりました。
また、建物外周のウォーキングコースで空調負荷を軽減、太陽熱・井水の活用も相俟って平成30年度ZEB実証事業に認定されました。
さらに地域を守る拠点となることを目標とし、有事の際には非常発電や中圧ガスでバックアップした温浴施設やアリーナを開放することで土浦市との防災協定を締結。民間事業でありながら「公」をも担う、新しいスポーツクラブの有り様を提起しています。