2018年3月02日
「薫炭育苗」を始めました〜三重農園で田植え準備
類農園の三重農場で「育苗」の準備が始まりました。
育苗は本田に移植できる状態になるまで種から苗を育てる作業で、三重農場では地域の農家に苗の販売もしています。
三重農場では昨年、試験的に「薫炭」を使った育苗を行った結果、今年から本格的に導入することになりました。
薫炭は収穫した稲のもみ殻を焼いたもので、土に混ぜることで土壌改良に有効。昨年は根張りの良い丈夫な苗が育ち、購入した農家からも「田植えをするまでの期間も傷みにくい」「軽くて作業がしやすい」と好評でした。
薫炭は作業に手間がかかることもあり、自家製造している農家はほとんどありませんが、類農園では「資源循環」「再利用」の面からも重要な取り組みと認識しています。
また、近隣農家には兼業農家も多く、良い苗を販売することは地元の農業支援にもなっています。
これからも、作物を作る・売るだけでなく、地域の農業を支え、盛り上げていく取り組みに注力してまいります。