“地域の活性化”や“賑わいの創出”の拠点となる『石橋図書館』が竣工しました
弊社が設計・監理を担当した『石橋図書館』が竣工しました。
本計画は,「石橋未来夢プラン2030推進会議」の提言を受け、“石橋地域の活性化”や“賑わいの創出”に向けた拠点施設を目指しました。
「主要な機能」は、図書館/地域子育て支援拠点/ダイバーシティ(国際交流施設)を併設。
施設の集約化と複合化を図り、多世代交流ができ、地域に開いた施設計画となっています。
「デザイン意図」は、池田市の文化を育み、交流・交通の要所だった猪名川。その“瑞々しさ”が外観・内観デザインの軸です。2階の“透明感”あるガラス面で、活動・活力を広く発信。図書館機能の入る上階は,“波打つ水面”を表現したパンチングメタルによって日射負荷を抑制します。内部空間でも、各要素を“曲面”で構成。人々の導線を奥へと導きながら、各所に“瑞々しさ”が表出するデザインとなっています。
多くの人々に愛され,『地域再生の核』につながっていくと確信しています。
【施設概要 】
(1)施設名 :石橋図書館(ツナガリエ石橋)
(2)所在地 :大阪府池田市石橋1丁目23番6号他
(3)構造 :鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上5階、地下0階
(4)建築面積:461.73㎡
(5)開設日 :2022年4月
【施設の様子】
◆外観(鳥瞰)
軟弱で不整形な敷地に計画。
◆外観(夜景)
池田市の文化を育み、交流・交通の要所だった猪名川。その“瑞々しさ”を表現。
上階のパンチングメタルは、日中は,本を守るために日射を抑制。夜間は,内部の活動をゆるやかに表出させる。
◆エントランス
建物機能すべての“玄関口”であるエントランス。
外観と同様に,“猪名川の流れ”を意図して各要素を“曲面”で構成。人々の導線を奥へ奥へと誘う。
◆図書館
地域の拠りどころとなる図書館。
各要素を“曲面”で構成。カーペットは“瑞々しさ”を表現。
◆ダイバーシティ(国際交流施設)/コミュニティキッチン
多世代・多国籍の人々の“交流拠点”。
部分的な天井レス(直天井)で、“未完成感”を表現。
弊社設計に関心のある方は、お問い合わせページよりご連絡ください。
https://www.rui.ne.jp/architecture/form/form_arch.php