2021年11月11日
弊社が設計・監理を担当した「桜井市新庁舎」が竣工致しました。
弊社が設計・監理を担当した「桜井市新庁舎」が竣工致しました。
桜井市は日本最古の神社と言われている大神神社が有名です。また、豊かな森林資源を有し、木材集積地「木の街 さくらい」としても知られる国内有数の木材の産地です。
今回の庁舎計画では、「木の街 さくらい」をアピールする木材利用に大きな期待が寄せられました。市内で製材されたスギやヒノキを、ふんだんに使い、市の新たなランドマークとなる庁舎を目指しました。エントランスや窓口、議場等は、木ルーバーにより桜井市の「さくら」をイメージしたやわらかい曲線を表現するデザインとしています。
新庁舎エントランスと一体的に計画された地域交流センターには、天井、壁に木材を使用し、木に包まれた温かみのある空間で市民を迎え入れます。地域交流センターは市民展示、イベントなどの利用も想定されており、庁舎機能だけでなく様々な用途で活用されていきます。地域の方々が集い、活力を生み出す場となっていくことを願っています。
現在は旧庁舎の解体が行われており、解体後は外構の整備が始まります。外構には地域の方々の憩いの広場として地域交流広場が計画されており、新庁舎と一体で桜井市の中心地として、地域の活力が集まる場となっていくことでしょう。
【施設概要】
(1)施設名 :桜井市新庁舎
(2)所在地 :奈良県桜井市大字粟殿432-1
(3)構造 :S造(免震) 地上4階
(4)建築面積:2,349.22㎡
(5)開設日 :2021年10月