「新建築7月号」に「荒川区立尾久図書館」が掲載されました
弊社が設計・監理を手掛けた「荒川区立尾久図書館」が、新建築7月号(2021)に掲載されました。新建築ホームページ
豊かな公園のなかに建つこの図書館では、従来の「静かに本を読む場所」というイメージの図書館ではなく、誰もがふらっと立ち寄ってにぎわう「公園のような場」がふさわしいと考えました。
親が子どもに本を読み聞かせ、その子どもが成長して読書の喜びを伝えるボランティアに、そして仲間や地域を思いながら追求するような、“世代を越えた人づくりの循環を生み出す建築”を目指しました。
設計段階では「共創スタジオ」を開催し、区の関係者・中学生・ボランティア・図書館職員のみなさまと共に新しい図書館のありたい姿を追求してきました。みんなで建築をつくり上げるプロセスそのものが人づくりの一歩目になると考えています。
完成した尾久図書館が、これから人づくりの循環を生み出していくことを期待しています。

子育てひろばの壁紙:計画設計統括キャップ佐藤によるデザイン
◆発行元
新建築社「新建築7月号」(2021年)
◆発行日
7月1日 全国の書店にて発売