本気で地域活性を考え、

辿り着いた新事業のカタチ

KENOKUZAWA

奥澤

工学科研究科出身

宅配事業部

2005年入社 / 事業部 営業部長

– 主な業務経歴 –

  • 2005年

    設計事業部意匠設計として、大阪設計室に配属。2年目にして一級建築士の資格を取得。

  • 2006年

    全社で公募された、新事業に取り組む先鋭部隊に手をあげ選ばれ、2年間の社会事業部(当時)を経験。

  • 2008年

    2年の任務を終え、本社の広報室主任として、全社の広報活動を行う。

  • 2014年

    これまでの経験から、現宅配事業部の前身となる新規事業部の責任者に抜擢され、立ち上げ5年で関西ポスティング業界でNO1の基盤を固める。

  • 2022年 ~現在

    宅配事業部 営業部長として、部門の指揮を執りながら、若手の人材育成に力を入れている。

何事にも可能性を見いだし、即行動。宅配事業部を牽引する奥澤さんの魅力をご紹介します

―新規事業の立ち上げの際、どんな意識で基盤をつくっていきましたか?

地域の活力再生を事業として成立させたい!仕事に関わるみんなの活力を上げたい!

地域の役に立つ事業をつくりたい!地域の活力再生を事業として成立させたい!根底にあるこうした想いが私たちの原動力になっています。地域再生といえば、一般的に町おこしなどのイベントが多く、イベント開催中までは参加者の活力も高まりますが、終わってしまうともぬけの殻。盛り上がりが持続しない点が大きな課題です。
したがって一過性ではなく、恒常的に活力が高まる仕組みをつくることが、地域の活力再生の一歩だと感じています。そのために私たちは地域の役に立つ仕事をつくり、それを地域住民の方にお願いし応えてもらうことで、活力を生み出そうとしています。


具体的には、地元企業様のチラシの宅配に取り組んでおり、700名近い配布員さん(お届けさん)の仕事をつくり出しています。お届けさんには最寄りの類塾に毎週集まっていただき、配ってもらうチラシにこめられた想いを対面でお伝えします。お届けさんは地元住民でもあるので、地域の役に立ちたいと奮闘する企業の想いを聞くと、「みんなにも届けたい」と意欲が高まり、1軒1軒のポストへ丁寧に宅配してくれます。だから配布精度がどこよりも高く、反響が違うと多くの地元企業様からの仕事を受注しています。その結果、事業立ち上げ5年目で、売上が関西No.1になりました。

恒常的に期待に応え合う関係を創り出すことがみんなの活力を生み出し、その活力の高さが成果を規定する。
今の宅配事業では、こうした良い循環をつくれている実感があります。

―社内でも若手が多い中成果を上げられている宅配事業部でチームとして仕事をしていくために意識していることは?

チーム課題をつくり、ひとりの課題にしない。若手からどれだけ経営者の視点に立てるのか。

ひとりの課題にするのではなく、チーム課題をつくり、定期的にその成果をチーム外のメンバーも含めて議論する、課題発掘と塗り重ねの場を設けています。そこで得られた視点を個人課題、チーム課題の両方に活かすことができるという相乗効果により、課題が進み、成果が生まれています。

指導の時に意識しているのは、どうしたら経営者の視点に立てるか
チームリーダーである中堅人材を中心に課題を追求して発表、その場でさらに追求し課題を高度化していきます。こうして中堅が育つことで、今度は中堅が下の世代を指導するという循環を生む体制を意識しています。

日々の仕事の中では現実の状況から捉えた可能性をもとに課題を共有、役割を分担し、その成果を評価し合うサイクルを徹底することを意識しています。

―宅配事業部の今後の展望を教えてください。

宅配のこれからのカタチを追求し、地域の活力再生を事業として実現させたい!

未来の宅配を考えるために、そもそも宅配に期待されていた機能は何か、歴史を遡って追求してみました。

【歴史的にみる社会的な宅配の意義】
宅配の歴史を紐解き、江戸時代まで遡ると、配送の中心は飛脚でした。彼らは届けるだけでなく、幕府や大名の御用聞きとして天災の情報伝達など、社会的に重要な役割も担っていました。その後飛脚制度はなくなり、卸売業が配送を行うようになります。そこでは店舗に届ける商品量を調整して、価格コントロールをする役割も担っていました。戦後になると、日本政府主導でアメリカ型の物流体制を導入したことで、物流の形態は大きく変容します。効率化が一気に進み、宅配サービスは「安さ・速さ」の軸上で発展するようになりました。その結果、配送だけを専属で担うドライバーが登場しますが、彼らには届けて当然の期待しか掛からないのが現状です。そのためドライバーの退職は数多く、戦後一貫して不足することになります。

追求を通して見えてきた、私たちが宅配事業に挑む意義は、本来持ち合わせていた宅配のプラスアルファの機能を取り戻すことです。そこでは、宅配員(お届けさん)に配送以外の社会的な期待もお願いしていくことが重要になると感じています。

具体的には、宅配を入口に、お届けさんが地域住民の方と仲良くなり、地域の企業と協業して、彼らに様々な生活サービスや高齢者の見守りサービスなども合わせて提供していくイメージです。これからもお届けさんが地域住民の方の期待を掴み、そこに応える企業とつなぐことで、地域社会に活力を生み出し続けたいです。

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