キャリア設計図

キャリア設計図
(建築設計職編)

それぞれの適性に応じて、成長の道筋がいくつもあるのが類設計室の魅力です。広い視野、高い視座を獲得しながら、知識・技術の専門性を高める設計者もいれば、クライアントを取り巻く背景や経営戦略にまで精通する設計者もいます。

多様な経験を生かし、
チームをまとめるディレクターへ

_CAREER MODEL 入社14年目 / 小熊 耕平の場合

入社後の13年間で意匠・構造・監理・計画・企画をジョブローテーション。様々な部署での経験を生かして、現在はディレクターとしてプロジェクトチームを統括する役割を担いながら、設計室全体の人材活性化も牽引している。

主な業務経歴

2011年
設計事業部 大阪設計室の意匠設計部に配属。
2016年
同監理部に配転。『アシックス福井工場』の監理を担当。
2020年
同企画部に配転。富田まちづくり構想では、プロポーザルで企画・構想業務にまちづくり業務担当として携わる。
2021年
意匠設計の課長として、同意匠設計部に配転。
2024年
社内外の活力を高めるチーム運営が評価され、同ディレクターに抜擢。
滋賀県東北部工業技術センター』や、『地域に根差した幼保連携型認定こども園』など多用途に渡る案件を統括。

設計力を武器に、
職種を越えていく

_CAREER MODEL 入社11年目 / 望月 宏洋の場合

設備設計からキャリアをスタート。入社6年目で設備設計部の主任を務めたのちに、高い対人スキルが評価され、2020年に営業に転向。現在は営業としてプロジェクトのマネジメント・プロデュースに携わりながら、培ったキャリアを生かして環境領域の社内外ネットワークづくり・環境設備提案の高度化を推進。

主な業務経歴

2014年
設計事業部 東京設計室の設備設計部に配属。
『江戸川区立第三松江小』の設備設計と設備監理を担当。
2016年
荒川区立尾久図書館』などの公共施設から『フジキカイ THE BASE NAGOYA』などの民間企業オフィスを担当。
2019年
MIC株式会社 本社』、『荒川区立尾久図書館』などの監理を担当。
2020年
東京設計室の営業部に配転。『株式会社キミカ本館』などのプロジェクトのマネジメント・プロデュースを担う。
2024年
営業課長として『旧羽田旭小学校敷地活用事業』などのプロジェクトマネジメントを担いながら、環境設備提案の高度化や設備人材の育成も推進。

視野を広げて、
心躍るデザインを生み出す

_CAREER MODEL 入社8年目 / 出田 麻子の場合

入社後、意匠・計画設計での設計経験を積み、プロジェクトの初期段階から監理段階にわたる、全体的な設計の視野を体得。今では計画設計を担いながら、中堅人材として社内の人材育成や採用活動などにも力を入れる。

主な業務経歴

2017年
設計事業部 大阪設計室の意匠設計部に配属。
2019年
同計画設計部にジョブローテーション。『石橋図書館』『創志学園高等学校』などの計画を担当。
2021年
同意匠設計部へ再配転。『酉島製作所』の設計を担当。
2023年
〜現在
プロジェクト初期の計画検討から施工段階のディテール追求までの経験を生かし、同計画設計部に配転。『グローバル企業の人材育成施設』の基本計画を担当。

人材育成ロードマップ

建築設計では意匠・構造・設備や、より上流の企画・計画など、建物に関わる総体的な統合力が必要不可欠です。類設計室では、統合力を養うための育成システムを採用しています。

    意匠のロードマップ 入社1〜6年目

    1〜2年目 早い段階から、多様な用途の設計に関わる。

    建築のコア周りの技術検討やデザイン検討等に関わりながら、建築の法規に関する技術も身につけます。現代は単独用途の理解だけではなく、横断的な視野が求められる時代です。例えば教育施設と同時に、企業の研究所・オフィスなど、多様な用途に関わることで、広い視野や技術を獲得します。

    3〜4年目 コスト意識を持ち、全工程を見渡せるようになる。

    主体的に、関係者や社内外の人材を巻き込み、課題や組織をつくる側になっていきます。諸元表や仕様書など与条件を言葉で整理・統合するスキルや、積算を行いコストをおさめきるスキルなどを身につけていきます。矩計図による技術統合や設計工程のマネジメントを担い、設計全体をまとめる能力を身につけます。

    5〜6年目 社内外を巻き込み、チームを統率していく。

    5、6年目になると4年目までに培ってきた技術力をもとに、チームや部全体を取りまとめて推進する力を身につけていきます。より多くの社内外の人たちを巻き込み、チームを統合する力を獲得していきます。新たな追求テーマの他社・大学との協働研究なども行います。

    ※年次はあくまでも目安です。
    本人の希望と事業部の意向が合致すれば、入社後数年でローテーションすることも可能です。

    構造のロードマップ 入社1〜6年目

    類設計室が考える「構造」とは?

    自然災害の増加とともに建物の安全安心への要求は年々高まっています。また中大規模木造の技術や、建築意匠や環境設計とも一体となった構造デザインなど、専門領域が広がりながらも、建物の骨格を成す構造設計者の手腕には期待が集まっています。

    「構造」から徐々に対象を広げて統合力を育む。

    1年目は自重を支える二次部材の床やスラブの検討・作図、2年目は二次部材の計画・設定の技術を身につけます。3年目になると屋上・シャフトピットの統合を含め建物全体の設計を学び取っていきます。4年目は、主フレーム(柱や梁)の計画を担い、地震力などの外力まで視野・対象を広げていきます。
    5年目にはそれまで身につけた技術を原理までさかのぼって追求し、6年目には社内レビューを担う力や、構造デザインの高度化を追求します。

    設備のロードマップ 入社1〜6年目

    類設計室が考える「環境設備」とは?

    地球規模で対策が求められるカーボンニュートラルの実現やレジリエンスの強化に向けて、ZEBの実現、BCP対策、DXのよる生産性向上など環境設備エンジニアに求められる技術領域は広がりを見せています。地域・施設特性に応じた省エネ性と利用者にとっての快適性を両立するため、最先端の工学技術の習得・活用にとどまらず、自然の法則や原理と照らし合わせた最適解を導き出します。

    「環境設備」の原理を追求しながら、世界を広げる。

    1年目には法規や原理に基づき、建築に必要とされる設備規模・容量を決めることを学び、手計算で負荷・照度設計の技術を身につけます。2年目は計算書・図面の取りまとめを担い、3、4年以降へとつながる基礎設計力を獲得します。3年目から4年目にかけては、専門領域の品質管理や高度化に取り組み、意匠・構造・設備の建築総体の統合、施設・将来計画にも取り組みます。加えて、意匠や構造にも共通する「周囲に働きかけ、機運や課題、組織を作る側」の力も付けていきます。5年目からは理論の根底にある原理を追求していくことで、さらに高度な力を付けます。具体的には、5年目は熱・流体力学、電磁気を原理から追求し、6年目は自動制御・情報理論、環境工学の領域を身につけ、主担当として物件を取りまとめ、チームや部を統合する思考も獲得します。

    入社7年目以降 設計者に求められる総合的な技術力、提案力を身につけていく。 設計者に求められる総合的な
    技術力提案力を身につけていく。

    7年目以降は、建築に関する総合的な力を獲得するローテーション配置で経験を積む、一つの領域を極めるなど、人材にあった育成を行なっていきます。ローテーション配置で全く違う視点で建物を捉え直す経験は、個々の視野を広くし、視座を高めることにつながっていきます。
    たとえば意匠から構造へ異動し、建物の躯体に関する知識を身に付けたのちに意匠に戻ることで、構造を把握した上で本質的な提案ができる。意匠から企画へ異動し、経営側にも関わっていくことで、事業の上位概念から建物を捉えられるようになっていく。これはあくまで一例ですが、幅広い分野の知見を蓄えることは個人の統合力を高め、キャリアをより豊かなものにしてくれるはずです。

    能力開発プログラム

    勉強会が活発に行われ、様々な学びの機会が日常的にあるのが類設計室。 経営課題や事業戦略も全社で共有するため、若いうちから経営視点を養い、 設計者として総合的な力を育むことができます。

    設計力」を身につける

    技術追求会

    若手から働きかけて始まった勉強会のひとつ。各部門のトップアーキテクトを講師に、2週間に1度開催。具体的な物件の施工事例をもとに、あるべき設計を追求していきます。

    設計レビュー

    設計の各フェーズにおけるレビューは、一方的に評価される場ではなく対話型。チーム外のメンバーも交えてディスカッションをすることで、設計の高度化、人材育成にもつながっています。

    共同研究

    新しい建築設計を求めて、東京大学滋賀県立大学信州大学九州大学など多くの大学やその研究室と、共同で研究に取り組んでいます。

    提案力」を身につける

    経営会議

    毎月開催する経営会議には新人や若手も参加。各事業部の経営課題や事業戦略、全社の売上もすべて共有し、経営視点を養います。

    勉強会(サロン研修)

    お客様により良い提案をするために社会状況や時代の潮流を正しく把握するのがサロン研修の目的。部門を横断し、様々な年代で幅広いテーマに取り組み、視野を広げます。

    資格取得支援

    一級勉強会

    一級建築士の資格を取得するためにチームで取り組む勉強会。過去の合格者がチューターとして参加。社内勉強会に加え、勉強方法立案や模試分析など手厚いサポートにより、多くが合格を果たしています。

    キャリア形成支援

    1on1ミーティング

    「ありたい姿」を実現していくために、上長と1on1のミーティングを定期的に実施するほか、目標設定とその振り返りを半期ごとに行い長期的なキャリア形成を支援します。