東京都文京区東京大学（本郷）工学系総合研究棟

概要

高度な研究教育設備と魅力的な交流・発信空間を実現することで、第一線の研究者・学生を呼び込む「交流と知のネットワークの拠点」となることを目指した。計画地は、安田講堂前の広場を囲む本郷キャンパスの歴史的景観を象徴する建物である。景観を保存しつつ必要な機能を確保するため、旧館の上空も使いながら高層化を実現した。半屋内外広場として生まれ変わった旧館の中庭は、学生や研究者のコミュニティースペースとなっている。