
同志社大学今出川キャンパス整備事業の一環。重要文化財の彰栄館を、大学本部として活用するため、復元・改修を行った。彰栄館は、1884年(明治17年)に建設された京都の煉瓦造建物の第2号で、現存する最古の煉瓦造建物(第1号は旧京都駅舎)。1950年代に増築した部分を解体撤去、損なわれていた煉瓦壁や木製窓を造り直し、建設当初の姿を復元した。さらに雨漏り等で腐食した小屋根を伝統工法に則って修理し、傷んだ瓦屋根の葺き替えを実施。内部空間は、漆喰や木羽目板を全面修復し、大学本部に相応しいオリジナルデザインのシャンデリア照明や家具調度を設えた。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。
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