
千里ニュータウンにおける老朽化の著しい大規模な教職員宿舎を建替え、「外国人日本人学生混住型の学寮」「教職員宿舎」「民間付帯施設」「福利厚生施設」からなるグローバルビレッジをPFI事業により整備しました。
国立大学法人が進める国際学生寮整備事業のなかでも過去最大級の規模であり、約1000人が集住するビレッジとなり、少子高齢化により活気を失っている千里ニュータウンに新たな活力を創出する大規模なエリア・リノベーションとして取り組みました。
単なる居住環境の整備にとどまらず、留学生を含む学生教職員が同じ場所で生活し、地域交流を通じて人と人との新たなインタラクション(相互作用)を芽生えさせ、「地域に生き世界に伸びる」グローバルな人材の育成を目的としています。ビレッジ内にある3つの広場(グローバルコート、コミュニティーガーデン、九十九坂テラス)に面して、集い、交流し、発信できるシェア空間を点在させ、内外一体となった賑わい空間を生み出しています。
また、ニュータウン開発以前からある周辺の植生、地域の親しまれているメタセコイヤや桜並木を敷地内に取り込み、柵がなく、誰もが気軽に訪れることができる環境をつくることで地域との一体化を促進させています。
グローバルビレッジを拠点として地域活力の再生とともに、人間力のあるグローバルに活躍できる人材が育っていくことを願っています。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。
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