京都府京都市 京都市立向島秀蓮小中学校 新校舎

概要

少子化によって低下した地域活力を教育によって取り戻したい、という地元の大きな期待を受けスタートしたプロジェクト。向島の地域力と、京都市のこれまでの小中一貫教育校の成果を結集・発展させ、地域のシンボルとなる先進の小中一貫校を整備した。多様な年齢の子供たちが学年を超えて学びあい、地域の方々も子供たちとの活動に参画することで、学年や学校の枠を超えた関係性が育まれ、向島が一つになることを目標としている。

その中核になる場として、校舎中心部に学年や学校の枠を超えて交流できるセントラルコモンズを整備。1階には地域の方々との活動、展示ができるセントラルギャラリーを、2、3階には学年を超えて交流や学びあいができるランチルームやメディアコモンズを、4階には大人数を前にしたプレゼンや集会ができる発表ホールを設けている。
また、水害の歴史をもつ向島の安心拠点として、水害時でも避難所として機能維持できるバックアップ設備や、安全性を確保した天井レスなどを推進し、災害に強い施設としている。

建築概要

名称
京都市立向島秀蓮小中学校 新校舎
所在地
京都府京都市
竣工
2019年03月
延床面積
校舎・体育館棟:17,697.44㎡、クラブ棟:408.24㎡、その他:134.83㎡
構造
校舎・体育館棟:RC造・一部S造、クラブ棟:木造
階数
校舎・体育館棟:地上5階、クラブ棟:地上2階
掲載メディア
近代建築2017年10月号 類設計室創立45周年記念号、スクールアメニティ2019年09月号

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