
京都橘大学の「自立」、「共生」、「臨床の知」という教育理念に基づく質の高い新しい学びを創出するために、キャンパスマスター計画および新学科設立の準備段階から参画した。点在する建物間の多様な「間」の空間に将来計画も見通した収束軸を設けることでキャンパスの魅力と可能性を広げることを意図した。また、50年に亘り地域や学校関係者に親しまれてきた伝統を継承しつつ “京都らしさ”を感じられるキャンパスデザインを目指した。伝統的京町家の「連子(れんじ)」をモチーフにしたグリッドフレームを正面に据え、側面には「連子格子」の縦ルーバーを設け、柔らかな光がこぼれる京都ならではの風情に設え、見る角度によって様々な表情となるように意図した。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。
事業構想、設計業務、施設運用に関することなどお気軽にお問い合わせください。