社員紹介

穴瀬 博一

設計事業部 穴瀬 博一

Q1.経歴

1989年大阪府生まれ。2014年大学院理工学研究科建築専攻修了。同年、類設計室入社。東京設計室意匠設計部を2年経て、3年目に計画設計部に配転。プランニング・デザインを統合する計画設計部主任として活躍中。

 

Q2.仕事のやりがいは?


「生々しい期待に基づいて、リアリティのある形を実現できること」にやりがいを感じています。
学生時代の設計課題・コンペでは、自ら設定した敷地・コンセプトに基づいて、じっくりと計画の統合度を上げていく、自己完結的なものでした。
一方、実際の設計業務では、必ず「相手」と「期限」が存在します。計画の背景にある生々しく、多様な与条件を、限られた時間の中で、紐解き、形にしていく。これこそが、設計業務の醍醐味だと思います。
ある複合施設の案件では、複雑な法規制・敷地環境の中で、如何に事業に込められた期待・可能性を実現するかを追求しました。チームで何度も議論を重ねるものの、なかなか納得いく案が出せない。期限が迫り、不安と焦りだけが先走っていったことを覚えています。
そんな中、改めて相手の期待の本質に立ち戻り、それまでの思考を一から組み立て直すことを決断しました。腹を決めてからは、チーム一丸となって、一気に納得いく提案がまとまっていったんです。締め切り直前の大きな決断が、勝利に繋がった瞬間はたまらなく気持ちがよかった。
このとき、0から形を生み出す苦難を乗り越え、生々しい期待に応えきる「やりがい」を心から感じました。

Q3.今後の目標は?

建築はもちろん、建築を「追求する場(過程)」をより豊かなものにしていきたいと思っています。
社内外での打合せが増えてきて感じるのは、「建築」の質は、その過程にある「追求の場」の質と一体であるということ。
打合せの場が活性化していない場合、自然と視野が狭まり、真にその建築のあり方を捉えた提案に結びついていかないんです。
ある図書館の案件では、定形的かつ不活性な打合せの場を打破できないか、チームで模索しました。図書館を運営する司書の方々とのワークショップ開催という答えにたどりつきました。
ありたい図書館像を、設計者・司書という立ち場を超えて、共に追求する中で、これまで思いもつかなかった斬新な意見・生々しい欠乏が次々と出てきました。これを機に、設計内容も大きく飛躍、みんなが納得いく提案にできたと感じています。
「建築」とそれを追求する「場」、それぞれのあり方を一体で追求し、より豊かな社会の実現に挑戦していきたいと思っています。

TOP