社員紹介

設計事業部 網野 琢馬

Q1 経歴

1987年東京都生まれ。理工学部海洋建築工学科を卒業後、海外留学。2013年デザイン研究科修了。翌年、類設計室入社。意匠設計、構造設計、企画部を経て、現在大阪設計室計画設計部に所属。

 

Q2 計画房の役割とは?

計画設計部は、事業企画段階での与件構築や、プロポーザル・基本計画段階での空間デザイン提案を担当しています。建築を形づくる際にはクライアントの事業目的を深く理解していきますが、ここ数年で特に感じるのが「変革期待」です。時代は大転換期であり、生活や生産、教育などあらゆる場面において、これまでにない、新しい発想の空間が求められています。

そのような空間をデザインするためには、相手の言葉として出てきている期待に応えるだけでは不十分です。私たち自身が「社会変革の当事者」として、固定観念から脱却し、物事の本質を追求し続けることが求められます。

今、人々の意識はものすごいスピードで変化しており、その意識潮流から生まれる活動そのものが新しい建築に直結します。そもそも、学びとは何か(学校は必要か)、働くとは何か(オフィスは必要か)、地域コミュニティとは何か(家庭は必要か)、全ての物事を本質から問い直す時代です。本質を追求するからこそ、深い次元でクライアントと課題を共有でき、未来へ向けた新しい活動を描くことができます。その活動を建築へと翻訳するのが計画房の役割です。

 

Q3 応募者へのメッセージ

数年前に竣工したある学校の計画を担当しました。施主からは「今までにない最先端の学校」を求められました。計画をしていた当時は入社3年目で、学校制度の成り立ちも、これから求められる学校像も全くの未知課題でした。

社会の最先端で答えを出そうとすれば、自分の中のちっぽけな知識や体験では太刀打ちできません。先輩達に自分の中の固定観念を壊され、拠り所を失いながら、それでもその思考を真似ることでくらいついていきました。結果として、教育関係者の視察が絶えない新校舎が完成し、様々なメディアで取り上げていただくこともできました。この経験を機に、歴史をさかのぼった深い次元から人の意識構造や社会構造を追求することが、新たな時代の建築へと繋がる、と実感したことを覚えています。

類設計室には全社員が参加し、経営・事業・社会課題を徹底追求する「劇場会議」があります。若手であろうと、その追求の場に当事者として参加し、新しい認識を吸収していくことで、社会の先端で闘っていくことができます。

学生の皆さんには、現実の人・社会を探求し、新しい時代のつくり手としての志を大きくしていってほしいと願います。建築は「新しい社会を生み出す器」であり、その可能性に満ちています。

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