【子育て通信】どうする?は自分たちで考える!「先生ちょっとあっち行ってて!」
2018.6.14
先日の類塾幼・小科での授業で、感動したことが!
なんと、「人の話を聞かない」「課題に向かわない」「後ろ向きの雰囲気」を子供たち自身が解決したのです!!

先日の幼・小科での授業で、生徒たち(5歳~小3生)の様子が…
・講師はもちろん周りの話を聞かない。
・課題に向かわない。
・一人がマイナス発言を発すると周りもそれに流される。
と、子供たち自身が「今日来てよかった」と思うような価値のある場とは言えない状況に。。。
類塾の天才教室は「みんなで追求」が生命線。
特に幼・小科では、根幹能力をイキイキと伸ばしてもらうため、いかに「遊び」と「学び」を繋げられるかを工夫しています。
なので、講師が一方的に怒ったり注意したり、「話すな!話を聞け!」「いいからやれ!」という強制しては、子供たちのイキイキとした「遊び=学び」の追求は生まれません。
そこで一旦授業メニューを中断し、私の想いを全員にぶつけました。
・今の状態だと何をやっても楽しくないと思う。
・先生も毎回「こうしたらみんなで楽しめるかな?」って試行錯誤して授業に臨んでる。
・だから私自身どうしたらいいか分からないこともある。
・(今日のことをふまえて)今後どうしたらいいと思う?
と生徒に伝え、自分たちで「これからこのクラスどうする?」を追求するよう促しました。
…しかし、なかなか追求は始まりません。
すると、小3の男子が「先生ちょっとあっち行ってて。」と言うのです。そうなんです!大人の力を借りることなく、子ども同士でどうする?を考えようとしてくれたのです!
そして、そんな授業の翌週での授業。さて、どうなる?と思ったら…!
生徒の様子が、先週とは別人!生徒主体になって、注意しあったり、メニューの一部を自ら運営してくれたのです!
子供たちの空気感に私も乗せられて、気づけば生徒が前に立って場を進めており、私は生徒側の席に座って授業に参加していたほど!
そんな雰囲気だったこともあり、生徒から「このメニューこんな風にしたい!」「このメニューは自分の心と頭をしっかり使うことが大事!」「(写真を見てのトレーニング中)後から写真を見る人のことも考えよう!」などと天才的な発言が連発!
本当に感動!そして、私は本当に無力だったと痛感。
毎週様子が違う生徒に振り回されて、頭を抱えていたのは私(講師)だけで、生徒たちは常に可能性に向かって動いているだけなんです。
そして、可能性に向かって行動するスピードは大人と比べ物にならないほど速いのです。
今回、子供たちにとっての可能性であった「仲間」と「生徒主体でやること」に向かった結果が、この授業だったのだと思います。
そんな子供たちと一体になって、みんなでより深い関係を築ければ、もっともっと面白くなりそう!心が充たされそう!力が磨かれそう!
私は前回の授業で「講師」「生徒」という立場は取り払って「同じ場を創る仲間」として子供たちに相談したつもりだったけど、
「あっち行ってて」と言われるということは、私と子ども達はまだまだ本物の関係にはなれていないということ。
なので、子供たちとの関係を深めて、より多くの仲間が集まってくれるような最高な場にするにはどうする?を様々な角度から追求していきたいと思っています!
そして、やっぱり。こんな風に主体性が磨かれる場=類塾の天才教室って、すごいと思いませんか^^?
子供たちの「追求力」「仲間をまとめる力」がより伸びていく場になるよう、これからも試行錯誤していきます!