営繕室は見た!第2弾 ~時代変化で増えた相談~
2018.7.31

営繕室の新井です。
営繕室は既に建設された建物について、お客様が運用していく上で最適な状況と成るよう相
談に乗ったり提案して行く部門です。
今回は、「時代変化に伴って増えた相談」をとりあげました。
■「外構が水没」!!
最近にあった西日本豪雨の広島のように、「日本の気象は変わった!!」と感じます。
記録的な集中豪雨などが頻発しています。設計雨量の基準を見直さないといけないと思うほ
どです。大丈夫だと思っていても水かさが増えしてからでは人力では制御できません。そし
て、思わぬ水没が起こります。大雨による外周りの浸水に関しての相談も多いです。
<実例写真>

あなたの住まいは大丈夫ですか?
まず、役所にあるハサードマップなどで浸水エリアに成っていないか確認してはどうでしょう?
万一の記録的大雨の時にはどうなるのか、イメージしてみて、対応策を考えておくことは大切です。
■「トイレが古い」
【日本のトイレ進化は世界一】
だから古ぼけた機能だけのトイレは嫌われ始めました。ウォシュレット設置は当たり前です。
特にお客様を対象とした施設では、「トイレをおしゃれに」のニーズが高まっています。
◆トイレ改修実例

●トイレ改修の事例です。お客様の評価獲得の為に、 ウォシュレット、自動水栓、ジェットタオル、大きな鏡など設置の含めて「ホテルのようなトイレにしたい」の相談は多い。
◆和便?!
・ある会館では、WCは和便(1)+洋便(1)で、和便がほとんど使われない。
⇒近日に和便を洋便器に交換する予定。
※洋便で育った若者は和便が使わない? 高齢者は足腰悪くて和便が使えないで、和便は追いやられている。
一方で、多くの人が使うWCでは肌が触れる洋便を避けるという女性の声は今でも多い。
あなたは外のWC利用する場合は、和便タイプですか 洋便タイプですか?

建物の寿命は60年以上の事も。その間の時代変化に、建物機能も適応させていかなければなりません。
営繕室は時代の変化にも敏感に対応して、生涯パートナーのクライアントの期待に応えてゆきます。
「営繕室は見た!」シリーズ、次回もご期待ください☆
(東京営繕室 新井 弘)
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