類学舎生が自分たちで「ゲーム・スマホ禁止」を決めたわけ

2020.4.10

類学舎では、休憩時間中の「ゲーム」や「スマホ使用」の制限はしていませんでした。

 

 

理由は、

①今の子供達にとってゲームやスマホはお互いの距離を近づけることができるツールとなっていること

②誰かに管理されるのではなく、自分達で場を作っていく力を身につけてほしい

と考えていたからです。

 

次の時間までのメリハリをつけて遊べるのならば害も少ないと思い、初めは見守りながら、問題が発生したら、その都度みんなで相談するようにしていました。

 

・休憩時間終了ぎりぎりまでやめられない…

⇒「次が始まる10分前には片付けて出発しよう!」と相談し決定!

 

・慌てて出ていくので部屋が汚いまま…

⇒「ゲームや動画はご飯が食べ終わってからにしよう!」と決定!etc.

生徒たちもお互いに「片付けしよう~」や「もう行くよ~」と声を掛け合っていました。

 

それでもなかなか思うようにいきません。
特に小学生は、次の時間のことや、周りの迷惑のことを、考えられずに、夢中になってゲームする、動画を見ることが止まりませんでした。

 

同時に、ゲームやスマホにはそれだけの中毒性があるということが、はっきりと見えてきました。

そこで、改めてみんなと今の現状を振返り、「ゲームどうする?」と考え直しました。

 

それまでも生徒たちは、少しは意識してたくさん声を掛け合っていました。

それでもうまくいかない、周囲に迷惑をかけてしまうもどかしさも感じていました。

そんな思いもあり、生徒たちから、

「ゲームなんて暇つぶしにやっていただけ!もっとみんなで楽しめることを見つけたら良い

「類学舎に来ているのは、社会に出て役に立てる人になるため。そのためには必要ない!」

「もうやめよう!」

「うん、もうだめだと思う!」

「〇〇(名前)、もう持ってくるのもダメだぞ〜!(笑)」

という声が口々に出てきました。

 

何よりも、

「ゲームの楽しさはその時だけ。逆に色んな問題も引き起こす!これではみんなのためにならない!」

その思いが決め手になって、ゲーム、スマホはその日を境にぱったり終了。

大人から(上から)決められるのではなく、自分たちで考えて決めたことだから、塗り替えのスピードも速い!

その後の子供たちの変貌ぶりは、大人の方が拍子抜けしているくらいでした(笑)

 

今では次の時間を考慮しながら行動できて、でも、「楽しむ」事はあきらめず、時間いっぱい可能な限り、どんな遊びする?この時間何をすれば楽しめる?と色んな遊びを自分たちで考案し楽しんでいます。

 

子供たちでも、自分たちでちゃんと考え、成果も出していける!

大人はそれを信頼して、任せきれるかどうかだと実感した出来事でした。