「遊び」から見える、教育の成否

2020.3.16

先日、遊びの質がその後の人格形成に大きく影響するということを、教育機関に勤める友人から聞き、とても驚きました。

 

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みんなで遊んでいると、例えば、ドッヂボールで相手の陣地やチームを無視してボールを取ったり、みんなが集合しているところをどこかへ行こうとしたり、周りが見えなくなってみんなで遊べない子どもたちがいるんです。自分勝手というか・・・。

 

なぜそうなっちゃうのかなと思って、その子たちが通っていた園のカリキュラムを調べてみると、「英語教育」「音楽教育」「体操」などプログラムがかなりしっかり組まれていて、そもそも自分たちで遊ぶ時間が少ないことが分かりました・・・><。
かつ、どれも仲間とではなく個人のできる・できないに帰結するプログラムが多いので、「自分ができればOK」という自分中心の意識に拍車がかかるのだと思います。

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みんなで遊べないのは、なんでだろう?

現在、保育園、幼稚園などに限らず、習い事や塾などでも、様々なカリキュラムを展開し、「“早期から能力を育む”ことが、子どもたちの能力形成に欠かせない」というような意識が広がっているように思います。

それによって、そういった環境を用意してあげることが子どものためになるはずだと、親があれこれと通わせ、気付けば毎日何かしら予定が詰め込まれている…となってしまっているお子様も少なくないのではないでしょうか?

 

でも、想像してみてください。
みんなで遊べない子どもが、大人になって仕事でチームを引っ張っていけるでしょうか?自分さえ出来ていたらOKって人が、仲間と何かを達成できるでしょうか?

 

その力を育む大切な仲間と遊ぶ時間を削った上に、上から“教える”、かつ、全て“用意された”カリキュラム漬けにしてしまっては、子どもたちの本来備わっている豊かな能力は絶対に伸びません!!それどころか、仲間関係を主体的に築けずに、自己中になるだけなのです。

 

 

子どもは仲間と遊ぶ中で、社会で必要な能力を獲得する!

本来遊びは、得意な子も不得意な子もみんなで楽しめるようにするには?という欠乏から、じゃぁルールを変えてみよう!とオリジナルルールを作ってみたり、新しい遊びを考案したりすることで、追求力の源となる創意工夫も生まれます。“みんなで”だからこそ、試行錯誤もするのです。

そうやって、仲間との遊びの中で培われた力が、本当に社会で必要な能力に繋がっていきます。

 

だからこそ類子屋では、幼小科や遊学舎をメインに、思いっきりみんなで遊ぶことをカリキュラムの軸にしています☆

⇒https://ruikoya.rui.ne.jp/