一番変わるべきは教育!だから学校設計はおもしろい

2018.11.15

こんにちは、設計室4年目の千葉です。

 

先日、啓光中の「デザイン思考講座」を一緒に運営した、大阪工業大学の松井教授、井上教授と設計室の若手で社会人講師を担うメンバーで、「次代の学び場とは?」について追求する座談会を開催しました!

◆みんなで追求し、そのなかで学ぶ

現代の社会は目まぐるしく変化しており、昨日学んだことが明日には通用しない時代です。そんな社会だからこそ、これからの学びをどうするかは大切なテーマになっています。

 

すでに明治以降の教師から生徒への一方通行の学びは破綻を迎えていました。

 

「状況は日々ものすごいスピードで変化しており、私が学んでいたことは古くて使えない。」と言い放った、松井教授の言葉がそれを象徴しています。

では、どうするのか?

 

それは現実の場で追求することです。

 

いまの中高生は受験勉強に向かって学んでおり、「試合のない練習の連続」になっています。練習だけでは、志も力の欠乏も芽生えてきません。

 

目の前の現実を突破するために、最先端の情報を仲間と共に追求しながら解決する。まさに今回のデザイン思考講座や、類塾の探求講座でやっている学び(=みんなで追求)が子どもたちには必要なのです。

 

◆子どもたちの学びに必要な「3つのホンモノ」!

現実の場で学ぶには何が必要なのか?

 

それは「3つのホンモノ」です。

 

・ホンモノの人(=実社会で闘っている人)

・ホンモノの話(=事実)

・ホンモノの課題(=実際の人々の期待に応える課題)

 

実は、これら3つの「本物」が、今の学校教育にはありません。

 

大学を出て直ぐに教師になり、実社会で事を成していない今の「先生」に期待するのは根本的、構造的に無理なのです。

類塾が探求講座において、現実社会で闘う「社会人講師」が授業を担当している理由もそこにあります。

 

◆学校の先生の役割が変わる

先生方は、学校が教師を自前で抱えるというシステムは、早々に崩壊すると予感されていました。

 

将来的には、教師(という名前も変わりますが)は「コーディネーター」に徹し、上記の「3つの本物」は、実社会から招聘する事になると。

 

そう考えると、医者や僧侶や商人などが、仕事をしながら、子どもたちの面倒を見ていたという、江戸時代の寺子屋のイメージが沸いてきます。

 

明治以降の教育観が、ここにきて大転換を迎えているのです。

 

◆次代の学び場は「子どもたち発」の空間

次代の学び場とはなにか?

 

それは“先生が統率する場”ではなく、“子どもたちが自ら追求する、子どもたち発の空間”です。

 

それは類設計室、類塾が目指しているものでもあります。

追手門中高の設計で先生方と追求し、目指していたのもそれでした。

目まぐるしく変化する社会では、学び方も、先生の役割も、空間もどんどん変化していきます。

 

これからの社会で一番変化するのは教育なのかもしれません。

だからこそ、学校設計はおもしろい!

 

現在、類設計室では小学校から大学まで様々な学校の設計を行っています。

子どもたちの成長に繋がる、「次代の学び場」を一丸となって実現していきます。

 

(類設計室 意匠房 千葉大生)