【子育て通信】幼小科が簡単に感じ始めたら…
2019.6.7
子供たちの成長を見守る親、私たち講師に必要なのは、「成長のチャンス」を見逃さず、背中を押してあげること。
「スラスラ進む」「慣れてきた」なんてとき、「できるようになった」と実感して嬉しくなるものですが、
「本人(子供)は楽しんでいるし…」と「とりあえずの様子見」で、次のステップへの判断を先送りしてはいませんか?
「簡単に感じる」などは成長の証ですが、これは同時に「さらなる成長のチャンス」なのです!
■簡単に感じる=「成長のチャンス」!
先日、こんなことがありました。
類塾の『幼小科』が大好きで、幼児クラス(5歳~小1対象)では先生役も買って出てくれるような小学4年生の男の子。

幼小科で力を伸ばし、「活力・意欲を上げるにはどうする?」など社会の生々しい現象を題材にして追求する『探求科』や、類塾の最強勉強法を実践する『本科』を受講できる力もつきました。
なので、小学4年生になる前に「本科や探求科に進級しよう」とお話。
しかし、その際は「幼小科が好き」と残ることになりました。
そして、5月。その生徒と面談をしていて、ハッとしたことがありました。
「小4になってから、幼小科の内容(小2~4のクラス)が簡単に感じるようになった」
と言うのです。(保護者さまに聞くと、既に、おうちではそのように言っていたそう。)
授業中、楽しそうにやっているし、よく発言もするので、幼小科で特に問題はないと私(講師)たちは思っていて、次に本科や探求科にチャレンジする機会は夏期講習かなという方向で考えていたのですが、これでは遅かったのです。
それは
「簡単、物足りないと思ったときは、成長できるチャンス」
だから!!
簡単に感じるということは、脳が次の刺激を求めているということ。
出来ることをやり続けても、気分がいいだけで、能力は上昇しません。
それに、子どもの意識はすぐに変化します。「簡単」が「退屈」に変わり、脳がラクチン状態にどっぷりハマってしまうのはスグです。
この小学4年生の男の子は、幼小科を楽しんでいるし、活躍もしてくれていますが、本科や探求科へステップアップする最良のタイミングはまさに今!
■成長のタイミングを逃さない
小学4年生は、幼小科も本科や探求科も受けられるので、「まずは力試し」「本人も楽しんでいるので、まだいいかな」と、特に「とりあえず幼小科」になりがち。
しかし、それでは、せっかくの成長のチャンスを逃してしまいます。
幼小科が簡単に感じ始めたら、本科や探求科の受講をご検討ください。
私たち類塾講師は、子供たちが成長できるタイミングを逃さず、子供たちが新たな期待、新たな環境、新たな仲間の世界に飛び込んでいけるよう、背中を押していきます。
そして、保護者さまにもそのようにお力添えいただきたく思います。
ご相談などがありましたら、お気軽に教室スタッフへお声がけください♪