【楽学のススメ】幼小科メニュー&成果紹介
2019.5.31
幼小科には、いろんな切り口から生徒の追求心を刺激するメニューが豊富にあります♪
「今日はどんなことするの?どんなことをみんなで考えるの?」と目をキラキラさせながら課題に取り組む生徒たち☆
今回はそんな生徒たちの成果をぜひご覧ください☆
◆みんなで1つの絵を完成させよう♪
グループで1人ずつ真似する絵を見てからどんな絵だったかをグループの子たちに伝えます。伝えてくれた情報を元にグループで1つの絵を完成させるメニューです。伝える力や、相手の言いたい事を掴もうとする力が伸びます!
<真似する絵>
ただ絵を見て伝えるだけでは、上手くいかないのがこのメニュー!自分はどこに照準を絞って次の人に繋げるかが大きなポイントになってきます。子供たちは何も言われなくても、そこに気付き、バナナがある位置やおにぎりを持っている人、花びらが落ちている細かな描写まで描くことができました☆
<完成した絵>
「ここの髪型が不安だから見てきて」と次の人にお願いしたり、見た内容に違いを感じたら「3つじゃなくて2つだったよ!」と学年を越えて、グループの仲間同士でやり取りをし、その中で自分の役割を見つけ出し行動していく子供たち♪
子供たちが大切なことを学んでいく頼もしい姿に、これからの子供たちのさらなる成長に期待が大きく膨らみました☆
◆比の感覚を身に付けよう♪
日常にある身の回りの物を使って比の感覚を身に付けるメニューです。「比ってまだ早くない?」と思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、この比の感覚こそが、この幼小科の時に身に付けておきたい大切な感覚なのです。
これからの算数や数学の問題を解く時にももちろん大切ですが、それだけではありません。比は「2つのことを比べて物事を考える」「比較して、物事を捉える」という思考を鍛えるのです。物事には必ず二面性があります。そしてそれぞれに理由や背景があります。こうした着眼点で物事を捉えて考え、表現することは社会で生きていく上で必要なことなのです。
比を全く知らなかった幼児クラスの子供たちが、感覚で物事を分けはじめ、楽しみ始めました♪
小学校低学年のクラスでは、「基準にするものが異なれば、同じものでも数字が変わる」というところにまでたどり着くことができました!
(例)3つのりんごを1つの箱に入れると1箱になる、など。
子供の感覚って鋭いです☆
◆「我輩は猫である」を聴いてイメージしてみよう♪
「我輩は猫である」を講師が読むのを聴いてどんな内容なのか、掴んだイメージを絵にしてもらいます。このメニューを繰り返すことで内容を深めやすくなり、初めて読んだり、聴いたりした文章がスラスラと頭の中でイメージできるようになります☆
絵を描くことで頭の中を整理でき、内容を掴みやすくなるというのは当然なのですが、もう1つポイントがあります☆
それはみんなの絵を見ることができるということ。子供は自分の絵とお友達の絵から内容を深めていきます。子供たち自身で、自分が気付くことができなかったところに気付き、視野や思考の幅をどんどん広げていってくれました☆
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公式をただ暗記して解くだけでは今後どの教科でも通用しません。もちろん、社会で生きていく上は言うまでもありません。常に自ら考え、決断し、行動していくことが求められます。その力を身に付けるために、幼小科のメニューがあります。
仲間たちとメニューに取り組む中で子供たちは大人の想像を遥かに超える成長を見せてくれています。そんな幼小科生たちが、本科に上がった時、高校生、大学生になったとき、社会に出たとき、どんな活躍を見せてくれるのか、保護者の方も期待に胸を膨らませて見守ってあげてください♪