庶務は「自分たちの生きる場を自分たちでつくっていく」第一歩★(設計編)
2019.5.15
掃除や備品の管理、会議の準備などなど…⇒いわゆる『庶務』!
類設計室では主に1,2年生がこの『庶務』を担っています★
一見、「雑用??」と思ってしまいそうですが、弊社の志である「自分たちの生きる場は自分たちでつくっていく」ためのとっても重要な組織の課題なのです。
それはなぜなのか…これまでにやってきた庶務を振り返りながら考えていこうと思います♪
■ 朝掃除
1、2年生は毎朝、みんなが働く場を整える「朝掃除」をしています。
みんなの活動をよく見る機会が多いので、朝掃除をしているとゴミの捨て方からメンバーの体調や食生活、丁寧さ、雑さまで分かります(笑)
ゴミ分別の粗い人に期待をかけると次週からはきちんと分別してくれていて、嬉しかったこともありました♪
そうやって周りの仲間をよく見て、期待に応え、更には周りにも期待をかけて組織をより良くして行ける。若手でもそれがリアルに実感できるのが、庶務活動なんです♪
■ クロスの張替え
最近、設計フロアのクロス全面張替えに伴ってアクセントカラーを検討しました!
人気の色は青や緑でしたが、デザインは好き嫌いでは決められません。
「そこを使う人に深く同化し、将来を見据えた“勝てる”デザイン」が場所や企業によらず求められています。
最後に室長から、「一体感のある、内から湧き上がるエネルギー」という言葉があり、赤色に決まりました。
設計業務において「お施主様が勝てるデザイン」を考えるのと同じように、庶務は「自分たちの組織を強くする」課題でもあるのです。
庶務って、毎日続けるのは意外と大変です。
だけど、それを通して仲間のことをよく知り、期待を掴んでいける。
そして仲間に喜んでもらえる、そして組織を勝たせる企画や提案に繋がっていく…
この構造は、どんな仕事でも変わりません。
庶務は、組織の一員として組織をつくる主体になっていく第一歩なのです。
計画房3年 出田麻子 構造房3年 豊島麻由佳