【最強勉強法】数学科の挑戦!

2019.4.16

私は、類塾で理系を担当しています。

今日は、講師である私自身も手ごたえを感じている、類塾の春期講習で行った中学3年生の数学カリキュラムの成果をご紹介したいと思います。

春期講習で実施した数学は、なんと2週間という短期間で、中3の2学期中間テスト範囲までを俯瞰しました。

しかもさすがの類塾生!ギュギューの詰め込みでななく余裕をもって子供たちみんなが取り組めたんです!

その中身は3年になってから習う予定である、(保護者のみなさん覚えてますか~?)

①多項式    ←1学期中間テスト範囲(因数分解やりましたよね~!)

②二次方程式  ←2学期中間テスト範囲(私は解の公式をただただ暗記><)

③二次関数   ←2学期中間~期末範囲(直線だけでもややこしいのに、曲線になるグラフ)

④三平方の定理 ←2学期期末範囲(直角三角形を利用し長さを求める!)

つまり子供たちは、たったの2週間で、ほぼ中3の主要な単元の全体像を見通せたことになります!

最終回の授業では「三平方の定理」を学んだ生徒から「へえ~スゴイ。斜めの長さを求められるんや!もっと早く知りたかった!」の声も挙がったほどで、さっさと全体像を俯瞰するキャパが子供たちにもあるということが私自身、新たな気付きでもありました。

なぜ、たった2週間でここまでできたの?スピードアップできたポイントは?

本来なら上記①の「多項式」の前後で扱う「平方根」をすっ飛ばしたことにあります。理解はできても定着に時間がかかるルートをバッサリ切り捨て、実感に繋がりやすい有理数の範囲に限定したからこそ、二次方程式→二次関数→三平方 と一気にたたみかけることが可能になりました。

また、冊子化された「解説」部分も工夫され、「この問題はこのように解くべき」との世間によくある解説は排除され、当然子供たちが疑問に感じ、通過すべきであろう壁を上手く発問形式で揺さぶっています。これによって、子どもたちの探求心が喚起され、教えられるのではなく自ら数学の原理をつかんでゆけるようになっているのです。

「基礎を身に付けてから」などと杓子定規に、教科書どおりの順番、教え方しかしない、単元毎のブツ切れになった学校の授業によって、「これはどこに繋がるの?」「もっと全体を知りたい!」といった追求心はことごとく封鎖され、「数学はパターンだ!」「解き方を覚えれはしまい!」と、面白くもない指導で、暗記型・公式脳の子供たちを生み出してきました。

しかし、これに対し、類塾のカリキュラム&発問解説は、真っ向勝負で挑んでいます!子供たちはもちろん、指導するこちらも意欲がわいてきたほど。

つまらない授業やまちがった勉強法は、成績どころか、ヤル気さえも失わせてしまいます。

だからこそ、類塾はそんな子供たちを救うべく、「どんなカリキュラムが生徒の意欲と追求心、そして成績をあげていけるのか?」を追求し続け、これからもどんどん挑戦・進化させていきます!