副社長からの期待「20代でも◯◯があれば、トップクラスの人脈はつくれる。人脈の作り方を掴みなさい」
2019.4.4
私は今、入社7年目。29歳です。
先日、副社長から、あるトップ企業の常務執行役員との面談の場を頂きました。
副社長からは直接電話で、
その役員の人柄、状況や場の作り方と、私自身への期待を指南頂きました。
その時の言葉に一気に意識が引き上げられたとともに、身が引き締まる想いがしました。
そしてこれは、自分だけでなく、
「20代で次のステージへ向かいたいみなさま」
に、同様に捉えて欲しい期待でしたので、お話させてください。
人脈の作り方を掴みなさい
その場には副社長も同席されるのですか?
という私の質問に、
「私はその場には行かない。あえて出ないようにしようと思っている。現場の君たち自身で
常務へ話してきなさい。」
そして、
「20代でも構造認識の切れ味があれば、トップ人材とも人脈は作れる。
それを示して来なさい。これを通じて、本物の人脈の作り方を掴みなさい――――。」
「構造認識の切れ味」とはつまり、次代を見抜く照準力。
これからの時代を捉える新しい認識と、実現に向けた人脈を贈与(提供)するということ。
それが相手との仲間関係を越えた「協闘関係」を築いていきます。
追求課題を抱えた闘争集団の指導層は、判断や評価に躊躇いがなく、追求関係と課題構築の
スピードが半端ではない。こうした人達が求める答えを出していくこと。
それが新たな人脈をつくるということ。
これは、年齢や経験関係なく、日々の自身の追求力そのもので作り出すことができるものだ、というメッセージだと捉えました。
最も大切な認識と人脈のプレゼント、これこそが現代の「黒曜石」
副社長が普段から話されているのは
「縄文人のもてなしは部族にとって大切なモノを無償で贈り物とする、これが今で言う、世
界で評価される日本人の「おもてなし」。では、現代の黒曜石は何か、最も重要で大切な認
識と人脈をタダでプレゼントする、これが現代の黒曜石。」ということ。
実際のクライアントとの面談の場では、ある課題に対する相談があり、その課題は難易度が
高いものでした。
しかし、「この場にいるのが副社長ならなんと答えるか?」と考え、
思わず「出来るので提案させて欲しい」と応え、次の提案のチャンスを頂きました。
この期待に応えたいと思い、社内に戻って即行動。
社内外の色んな関係者の声を集めつつ、実現見通しが見えたのです。
そしてその後、実現に向けた認識と人脈や体制を含めて提案。
喜んで頂き、仕事に繋がるきっかけとなりました。
声をかけたくなる人材に
最近は、過去にお仕事をご一緒したたくさんの方から、面白い話があると、ありがたいこと
に、私の名前を上げて声をかけて頂く機会が増えてきました。
人脈は、異業種交流会やイベントに参加しているだけでは築けません。
現実の課題のある闘争場面で、相談すれば答えが出ると思われる、声をかけたくなる人材に
なっていくこと。それこそが重要なのだと思います。
(東京設計室 企画房 7年目 山根教彦)
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