学生参加の現場見学会~建築監理で、人・場・想いを統合していくこと

2019.2.21

こんにちは、東京監理室の山田です。

 

先日、学生を対象にした、中学校の工事現場見学会を開催しました!

工事現場の迫力を感じてもらいながら、監理という仕事、監理者が何を大事にしているか、についてお伝えしました。

 

「“建築”の魅力を改めて感じることができた。」
「驚きと感動があった」

という参加学生の声をいただいたこともあり、今回はその一部を紹介したいと思います。

┃監理は、最適解を導く“統合者”

「工程、安全、品質、コストを適切にコントロールしながら、設計意図を実現する」

これが、監理者の役割です。

 

クライアント、行政、施工者、メーカーの中心に立って、

想いを受け止め、調整し、決断することで、工事を進めていきます。

 

次々と工事が進んでいく中、現場で起こる様々な課題に対して、

最適解を導き、統合していくことが求められます。

 

┃みなの想いをひとつに

急ピッチで進んでいく工事、多岐にわたる関係者と課題。

一人の力では到底突破することができません。

 

みんなの力、想いを、ひとつにする。

これが監理者にとって最も大事なことだと感じています。

 

だからこそ、私は

「場づくり」に全力を尽くしています。

 

工事関係者との情報共有、合意形成が適切に進んでいくように

毎週の会議のテーマと質に、徹底してこだわります。

 

一つ一つの場での追求成果が、建築の出来を規定する。

だからこそ、着工時の設計説明会やデザイン・志共有会といったイベントから、

日常的な調整、会話の場面まで、すべての“場”を大切にしているんです。

 

ーーーーーーーーーー

~これから就職活動にあたる学生のみなさんへ~

建築を実現する上で「人」は切っても切れないもの。

人と人とのやりとりをデザインすることで、よりよいものが生まれる。

それが私が最も伝えたかったことです。

 

そして、現実社会の中では「決まった答え」は存在しません。

みんなの想いと期待を照準にして、みんなと共に最適な解を導いていくしかないんです。

 

未知との闘いは、答えが見えず、苦しい。

ただ、それを乗り越えた先にある充足感は代えがたいものであり、

それこそが設計・監理者の醍醐味なんです。

(東京設計室 監理 山田徹)

~参加学生の感想を少し紹介~

「会議や周辺の方々とのコミュニケーションを大切にするという点からも、求められている事が何かを理解し、追求していくという姿を感じました。「人とつくる」というのが、現場の人だけでなく周辺の方々も入っているということを一番感じました。」

 

「施工しながら設計を変えていくことや、運営する側の配慮を考えながら設計することに驚きと感動を覚えた。やりがいや楽しさがとても大きい一方で、設計監理の仕事は施工管理の仕事より、立場が複雑なので人とのコミュニケーションが重要で大変さに気づいたが、それだけにうまくいった時の達成感は強いと思った」