類設計室が挑む心地よい空間づくりとDXの融合とは?

2022.6.22

類設計室で設備設計をしている4年目社員です。

突然ですが、「サイバーとフィジカル」という言葉はご存知でしょうか。

今、サイバー技術とフィジカル技術をどう融合させていくかということに注目が集まっています。

建設業においては、スマートシティやセンシング技術など、建物が建ち・運用されていくというフィジカルな事象に対して、サイバー技術をどう融合させるかが期待されています。

 

サイバーとフィジカルの融合を追求することで、みんなの活力・欠乏が常に生まれ、成果が高い働き方の“視点”を見出せる可能性が広がります。

類設計室でも、人が活力向上し、時間を有効に使い、省エネにも貢献できるようなシステムや設備設計の追求を行っています。

今回は、その追求の一コマをご紹介します。

 

【快適な空間とは】

快適な空間には答えがありません。快適さは人ごとに異なり、温度だけでなく、湿度や照度、着ている服や活動内容によっても異なります。ある研究ではその人の心理状態によっても感じる快適さが変わるという検証結果もあります。

快適さは“実感”が大切であり、“何℃が快適”など一概に言えないのです。

一方、お客さんには根拠をもって快適な空間だと説明する必要があります。

根拠となるのは“数値”です。この“実感”と“数値”がつながることで本当の提案力となります。

 

【“実感”と“数値”を繋げるためのDX活用】

そこで実感と数値を繋げる提案力を磨くため、東京事務所では2ヶ月の間、環境センサーをトライアル導入しています。

毎日の環境測定で“数値”を記録し、アンケートで“実感”を集め、その関連性を分析することで“数字”と“実感”を繋げています。分かってきたこととして、快適性に影響を与える要素として1番は温・湿度、続いてが驚くことに心理状態だったのです。

他にもトライアル期間はミーティング机の配置を変えてみたり、照明器具の種類を変えてみたり、座席を毎日移動してみたり、とにかく色々なことを試し、快適性の感じ方の違いを見つけていきます。

 

日々の仮説と検証を繰り返した実験結果をもとに追求することで、その場にいるみんなにとって活動の質を高める快適な空間は何か見えてきます。

こうして実証実験をしながら日々追求しているからこそ、最先端技術の分野においても、実際の仕事場面で活かせる提案力となるのです。