類設計室は、なぜ『農業』を始めたのか?
2022.6.17
こんにちは!
突然ですが実は私、類設計室に入社以来、様々な部署に配転させていただいています♪
教育事業部 類塾に入社して出産と同時に共同保育室、本社秘書課を経て類宅配(宅配部門)、そしてこのたび農園事業部 類農園への配転となりました^^
(それぞれの部門が気になる方はぜひ調べてみてくださいね。面白いですよ~♪)
同じ会社であっても具体的に取り組んでいる中身はもちろん違う!
そこで今回改めて、農園事業部門長が時間を取って下さり、類農園の成り立ち、今に至るまでの変遷をレクチャーしてくださいました。
類農園の様々な動きを知れて、聞けば聞くほど知れば知るほどワクワク!
ぜひ、皆さんも知ってください♪
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類設計室はご存知!設計事業から始まっています。
その後、塾・農園事業と展開していったのですが、いつも事業を始めるときのきっかけは危機発からの可能性追求!
(例えば、塾の設立の動機は、受験戦争が激しくなっていくにつれてエリートが増産…本当に必要な教育とは?→全人教育!類が実現してゆく!という流れのように☆)
では、農園は何故設立されたかというと、それはバブル期に遡ります。
世間が浮足だっている中、類は先の崩壊後に来る経済破局を予想しました。「バブルが崩壊して、市場が縮小したとき、それでも廃れない産業とは」を追求、そしてそれはまさに『食』だと!!
そして同時に、必要不可欠であるにも関わらず農産業・地方が衰退している状況を何とかしたい、という想いから、類農園事業が始まります。
自主管理なので、農園への配転も挙手制!^^設計部門から6人が手を挙げ農地を探すも、当時は(今とは異なり)企業が農業なんて全く考えられない時代であったので、地元の方からの拒否反応はかなりあったそうです><。1年をかけて三重と奈良で農地を手に入れさせていただくに至りました。
しかし、ただ物を作るだけで販売経路が確保されていない状況では延々赤字!!!
地方ではすでに直売所は多数存在していて、そこで戦うにも結局価格競争に巻き込まれる形になる…そこで、既に類設計室が設計や塾として都市部に存在していることを活かし、「都市の直売所」=「販路」という形をとったのです!そうして2014年、西中島に類農園直売所が設立されました☆
そして更なる契機は3.11の東日本大震災です。世の中は災害をきっかけに、安全安心期待や仲間収束が高まってゆき、食への意識・行動が急上昇してゆきます。
類農園も、人々のこうした意識をもとに、直売所会員さまとのつながりを強くすることを意識していきます。類農園で買い物をしてくださる方々に、「ここで買うことが農家さんの応援につながる」という気持ちをより一層感じていただけるよう、農家さんとのつながりカードや生産者店頭販売などをどんどん実施していくようになりました。詳しくは、『類農園だからこそできる『生産者まるごとブランディング』①/成果と活力上昇事例②』をご覧ください。
また、類農園は2018年に有機JAS認定を取得しました。それも、(もちろん自然に学び、いのちを育てる、農薬などに頼らない栽培を実践してきた結果ではありますが、)国家基準である有機を【類】の野菜が持っていることが、消費者の方々により「類農園直売所」全体(類の野菜とともに、他の生産者さんのもの全て)に安心を感じてもらえるのではないかという考えもあったのです。
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いかがですか?まだまだ話は序盤ではありますが、これを読んだだけでも類設計室が農園事業部を始めた時期・意図、直売所開設に至った経緯が分かり、今につながる形、全てが先を見据えていて関わるみんなの可能性に向かっていて、とってもワクワクしませんか?全部が、世の中の人たちの想いに応える、そしてそれが同時に地方や生産者さんたちの活力にもつながっていく!
そんな類農園の直売所!大阪に4店舗展開していますので是非、産地直送のお野菜たちを買いに来てくださいね♪
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