全員で共同体づくり、これほどおもしろいことはない!

2022.4.20

新しい年度となりました。類設計室は創立50年(100期)に入ります。

昨夏より、全社組織機構の改革からはじまり、類塾(教育事業部)の新プログラム始動、類農園(農園事業部)の直売販路拡大と生産増強、類宅配・類管財の新事業検討、類設計室の新設計監理フローおよび基盤技術強化と、様々な業態改革、組織改革を皆で追求してきました。

社員全員に関わる諸制度の改定も進んでいます。
類共同体の経営理念は、社員の充足を原点として、クライアントとの一体充足を目指すことですから、これらも大事なことです。
とにかく、改革づくしの毎日、いよいよ実現段階です。

 

今回の大改革にあたって、私たちは常に類50年の歴史と共同体精神を羅針盤としてきました。

【自主管理への招待】(1972年 共同体・類設計室の設立趣意にあたるものです)

私たちは何よりもまず、自らの生きる場を自らの手で築いてゆきたいと願う。そして新しい歴史時代を、自らの力の及ぶ地点まで実現してみたいと願う。だがそこで何よりも問われるのは、総体的な関係能力(組織能力)の獲得である。技術者が自らの手で組織を管理し、経営などの活動を担い続けてゆかなければならない。そこで求められているものこそ、意識生産に要求される関係能力の真髄なのである。技術力だけでなく組織能力をも獲得してゆく事、そこにこそ意識生産者に委ねられた本来の人間労働の世界がある。

 

 類設計室は共同体である。しかしそれは、決して甘い幻想の上に成り立っているのではない。自己の全意識を最も根底的な歴史認識に収束させてきた成果が、その実現を可能にし、自己の全能力を最も現実的な生産活動に投入してきた成果が、その発展を可能にしたのである。類設計室という一つの生産体を、誰か他人のものではなく自分のものとして捉える事ができるかどうか、それは会議をはじめ様々の類的な活動を、強制されたものではなく目的的な活動として獲得してゆくか否かに、かかっている。狭い私益と職能の檻に留るか、自らの意識を解き放ち、全力を傾けて『類』の地平を獲得してゆくか、それを選択するのは、一生をかけた君自身の判断である。

 

 

共同体・類の原点に回帰しながら、さらなる挑戦で高みを目指す。
我々自身の手で、次の50年に向けて共同体をつくりなおす。

やるべきことは山積みで、大変と言えば大変ですが、それ以上に、「これほどおもしろい、やりがいのあることはない!!」と感じています!

■本業も、共同体づくりも、本源追求も!

建築設計の土俵で生きていくためには「技術力」と「人間力」が必要、そのためには、狭い職能意識にとどまることなく、経営・体制・人材等、「組織づくり」の課題を自らの手で担い続けてゆく必要があります。

そして、建築設計にせよ、組織づくりにせよ、もっともっと深めようとすれば、ものごとの「本源」のあくなき追求主体に至るのが必然。本源追求の対象は、社会・集団・人、生命原理、自然の摂理。
こうした、自在で豊かな追求活動を、活力高く、おもしろくやっていくのが、「類」の地平として目指すところなのです。

 

類設計室東京設計室長 岩井