小学校改築の主役は子どもたち!だから一緒に考える、創り上げる

2022.2.28

類設計室では、建設プロジェクトにおいて、クライアントの方々はもちろん、ユーザーとなる地域住民、子どもたちと共に追求し、「みんなで創り上げていくプロセス」を大事にしています。

今日は、そんなプロセスで設計を進めてきた小学校プロジェクトを紹介したいと思います♪

■「自分たちの生きる場を、自分たちで追求する」は楽しい

この小学校改築プロジェクトでは、区の職員の方々地域住民のみなさん

そして小学校の教職員と子どもたちまでを巻き込んで、追求を進めてきました。

 

設計コンセプトから配置計画、デザインまで約2年間にわたって、追求を塗り重ねてきました!!

途中段階で、コロナウイルスの世界的な蔓延もありましたが…対策を練り、運営を方法を何度も見直しながら、最後まで、みんなで創り上げきることができたのです。

 

「回数を重ねるたびに良くなった。毎回わくわくして、

 参加できるのが楽しみ。もっともっと良くしていきたい。」

「ワークショップっていいね。

 子どもたちのため、地域のためになる議論って楽しい。」

子どもから、幅広い立場の大人まで、みんな共通しているのは

「自分たちの生きる場を自分たちで考えるってのは、楽しい」ってこと。

 

■大人顔負けの活力とアイディアが爆発した、子どもワークショップ

中でも、小学6年生90名強との追求は、活力が漲り、大人では思いつかないようなアイディアが爆発。

「思いっきり遊びたいけど、実は僕たちは疲れてるときもある、のんびりも過ごしたい。学校は僕たちの暮らしの場だから。」なんて意見も多数。

頭を使うアクティブラーニング、さらには宿題に習い事…たしかに子どもって忙しい。

だからこそ、身体をのびのび動かしたいし、ときにはのんびりも過ごしたい。そのためのビオトープや休憩小屋、温かい光を取り入れるための提案は、大人顔負けの説得力あるアイディアでした。

 

 

全部で、5回にわたる授業で、ホール・学校図書館・ビオトープの追求を重ねてくれました。

議論の中で、意見は塗り重ねられ、

必ずしも自分の考えたアイディアが採用されていくわけではありません…

 

それでも、最後のお披露目会では、「すげーー!」「あのアイディアが採用されててイイね!」「卒業しても絶対に来る!」など、歓声が上がり、みなで追求充足を共有。

 

「自分の意見」に固執せず、

「みんなにとってより良く」を追求する、子どもたち

みんなで意見をぶつけ合って、創り上げることそのものに価値があると思えます。

 

最後に子どもたちからは「僕たちは卒業してしまうけど…これから通う子どもたちにとって素晴らしい学校であってほしい。新しい学校の自分たちで考えたことが誇り」という言葉も。

 

幅広い方々と共に創り上げる過程を通じて、私たちも、

「新しい施設づくりを、組織づくり、人づくりの契機にして、

 みんなでワクワクするプロジェクトに変えていく。」

ことの可能性を改めて感じさせていただきました。