歴史に学び、未来をつくろう!

2022.2.14

「人はなぜ歴史を学ぶのだろうか。」

太古の営みをイメージして、知れば知るほどワクワクした経験は、多くの人が持っている感覚ではないでしょうか?

私たちも、建築設計の追求の中で、歴史をひも解く中で、多くの気づき・デザインのヒントなどをひらめく場面が数多くあります!

歴史追求は、創造活動の源泉なのです。歴史的な建築物に学び(真似び)、そこに新しい感覚を重ねてデザインする思考。今回の記事では、その思考の一つをご紹介したいと思います。

 

「学問・知識」を超えた、仕事に活かすための学び

上の年表は、ある企業の研究施設建設事業で「レンガを使いたいけどどうか?」と問われて、追求・作成したものです。

建築は、地球上にある物質を組み合わせて出来ています。しかし、科学技術が発達した近代以降は、安価な人工物質でつくる事が多くなってしまいました。

「レンガ」は、土を練りかためて太陽光で乾燥させる100%天然素材の「日干しレンガ」(古代エジプト)がはじまりでした。

現在でも、この原理のままつくられているレンガは、風合いもいいし、地球環境にやさしい。これは、世界でも有数の環境系企業の本社ビルにふさわしい!と、歴史事実を土台に上述の企業へのプレゼンで自信をもってお薦めし、ご納得いただけました。

 

歴史に学び、未来をつくろう!
現代社会は、先行きが見通しにくい転換期でもあります。仕事の世界でも、これまでのやり方が通用しない場面が一層増えています。誰もが試行錯誤している時代とも言えるでしょう。

 

・・・だからこそ、歴史に学ぶ・・・

類設計室が主催している実現塾での「生物史」や「サル・人類」の歴史追求も、これからの時代を生きる上での確かな判断軸をつかむためにあると考えています。

仲間とともに歴史を学び、現実の社会で役立つ認識をつかみ、みんなで新しい未来をつくっていきたい。人に喜んでもらえる確かな本源建築を生み出し続けるために、いつも謙虚に歴史から学んでいきたい。

それが、私たちが建築のデザインを思考するときの想いの一つです。