うちのスタッフさんは最強!【設計室編】~仕事を楽しみ成果を出す!~
2021.12.20
大阪設計室には、すごいバイトさんがいます!
年齢は言えませんが学生バイトの時代から、かれこれ30年ほどにわたって助けていただいています。いまは私のいる企画室という部署の専属バイトとして活躍してくれています。
企画室という部署は、設計の中でも特殊で、仕事の内容は事業企画からプロポーザルの提案書作成まで、多岐にわたります。日々やることが変わり、それもやったことのない仕事ばかり。そんな環境の中で、いつも楽しみながら仕事をしていて、活力ある姿を周りに振りまいています。
スキルもすごいんです。ワードやエクセルはもちろんのこと、イラレやインデザからCADまで、なんでもできてしまいます。ワードやエクセルは所員のだれよりも詳しいので、所員の中には困ったときに助けてもらった人は多いです。
Dさん(写真の後ろ向きの女性)がそこまですごくなった理由は、2つあると思います。
1つは、類設計室ではバイトをバイト扱いしないことです。
これは学生のバイトさんに対しても同じです。所員と同じように、課題をやるときには、業務の背景やクライアントの状況、場合によってはその人となりに至るまで詳しく説明します。どんな単純作業でもです。それは、類設計室ではすべてが仕事をする仲間ととらえ、仲間が活力をもって課題にとりくめることを大切にしているからです。そのような社風は、類設計室が創設以来「自分たちの生きる場はじぶんたちでつくる」という理念で運営してきたから。
この大事な部分を、Dさんも感じ取り、応えてくれているのだと思います。
もう1つは、Dさんが仕事を楽しむことがうまいこと。
相手や客先の欠乏をつかんだら、「その期待に応えるために」を第一に考えていることです。たとえば、クライアントがこれをやってほしいと依頼してきたとします。その依頼どおりの成果を出すことは最低限必要です。仕事としては一応それで成立します。
でもDさんからは、相手の期待以上の成果が出てきます。事例でいえば、求める施設に関連しそうな周辺の領域まで探索してくれて、可能性のありそうなものを紹介してくれます。アンテナを広く張ってくれているイメージです。
それは相手の「欠乏」を出発点にして、そこに応えようとしているからだと思います。これは恐らく無意識に。だから、相手のそういう欠乏があるなら、「これだったらもっと喜んでもらえるのではないか」と常に考えながら仕事をしているんだと思います。結果として、こちらの期待以上の成果が出てくるんです。
別の視点からいうと、仕事を楽しんでいるともいえます。それは、こんな成果を持っていったら、こんな事例を紹介したら、もっと喜んでもらえるんじゃないかと思って仕事をしているからだと思います。
Dさんはいろんなスキルを持っていますが、当然最初からできたわけではありません。すべてを楽しもうとする中で、修得していったものです。彼女の口から「無理」という言葉は聞いたことがありません。
企画室にはもうひとり女性のバイトさんもいますが、彼女たちがいないと仕事になりません。
私たちにとって、いまやなくてはならない存在です。